「満を持してフランスへ!」韓国紙がファン・ウィジョのボルドー行きを確信。ガンバが手にする“違約金”はいくら?

2019年07月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

土曜日のホーム清水戦がラストゲームとなるのか

今季のJ1はここまで4得点と波に乗れていないファン・ウィジョ。それでも、ガンバの重要な得点源である事実は変わらない。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 もはやフランス行きは既定路線か。ガンバ大阪の韓国代表FWファン・ウィジョのボルドー移籍が現実味を増している。
 
 フランス最大のスポーツ紙『L’Equipe』など複数の欧州有力メディアが報じており、すでに移籍交渉はクラブ間合意に達し、残るはファン・ウィジョ個人との細部に渡る折衝のみだという。韓国のスポーツ紙『スポーツソウル』も大々的に取り上げ、「選手の関係者も『交渉が進行しているのは事実。早いうちに発表されるだろう』と認めた。よほどのアクシデントがないかぎり、紫色のユニホームを着たファン・ウィジョの姿が見られるだろう」と綴っている。
 
 さらに同紙は、こう踏み込んでいる。
 
「MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスが獲得を望んでいたが実現せず、やがてフランスからのラブコールが届いた。25億ウォン(約2億5000万円)に及ぶ違約金を(G大阪に)支払えるチームが現われるかどうかがカギだったが、ボルドーがその意思を示したと考えられる。ファン・ウィジョは昨夏のアジアカップで優勝しており、兵役問題が解決済みだ。長期契約も可能だろう」
 
 最後は、「アジア最高のストライカーへと生まれ変わったファン・ウィジョが、満を持してフランスへ向かう」との一文で締めくくっている。

 

 ガンバ・ファンにとっては、まさに急転直下の展開。チームは前節のFC東京戦で1-3の逆転負けを喫し、土曜日にはホームで清水エスパルス戦を迎える。連敗だけは避けたい一戦で、ファン・ウィジョは先発に名を連ねるのか。そしてこれが、G大阪でのラストゲームとなってしまうのか。その動向に注目だ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
参照元●スポーツソウル日本版
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