バカンス先で羽目を外しすぎたバロテッリ、SNSに公開した動画で警察沙汰に。複数の罪で処分の可能性も

2019年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

原付バイクに乗せた男性を海に飛び込ませ…

これまでもバカげた振る舞いで世間を騒がせてきたバロテッリ。来月12日で29歳となるが、そのキャラクターは変わらないようだ。 (C) Getty Images

 本人はオフの一興というつもりだったようだが、イタリア代表FWマリオ・バロテッリがSNSにアップした動画によって、思わぬ事態に陥っている。

 現在、南イタリアのナポリで束の間のオフを堪能しているバロテッリは、今月6日に地元のバルを経営するパンツ一丁の男性が原付バイクに乗って海へダイブするという動画を公開した。

 これは、海に飛び込めば、バロテッリが男性に2000ユーロ(約25万円)を支払うという賭けとして行なわれたもので、インスタグラムに公開された動画は180万回以上再生されるなど大きな反響を呼んだ。

 しかし、一連のやり取りを警察は厳しく見たようだ。イタリア・メディア『ANSA』によれば、バロテッリや原付バイクで海に突っ込んだ男性を含めた4人は、地元のナポリ警察によって司法当局に告発されたという。
 
 バロテッリに対しては、ナポリ警察に加え、港湾当局も捜査を開始。犯罪行為の扇動、違法賭博、環境法規違反、有害廃棄物の放棄など、複数の罪に問われる可能性がある、と記事は伝えている。

 また、イタリアの衛星放送局『Sky Italia』は、「証拠として扱われる可能性がある」として、バロテッリが男性に札束を手渡す動画を公開。さらに使用された原付バイクも、市内で乗り捨てられているところをナポリ市警察の環境保全担当者の手によって抑えられており、二人が何らかの処分を受けることは不可避な状況と言えそうだ。

 リーグ・アンのマルセイユに鳴り物入りで加わった昨シーズンのバロテッリは、公式戦25試合で8ゴールと復調の兆しを見せていた。

 昨シーズンの終了をもってマルセイユとの契約が満了となり、現在は移籍先を探すフリーの身であるにもかかわらず、羽目を外しすぎてしまったバロテッリ。その代償は安くは済まないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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