三好康児にも可能性が!? コパ・アメリカの得点王レースは13人がトップで並ぶ異例の展開に

2019年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

残された2試合で3ゴール目を誰も決めなければ…

ウルグアイ戦で鮮烈な2ゴールをねじ込んだ三好。まさかのタイトルが転がり込むか? (C) Getty Images

 6月14日にブラジルで開幕したコパ・アメリカもファイナリストが出揃い、3位決定戦と決勝を残すのみとなった。

 南米10か国に加え、カタールと日本がゲストとして参戦した今大会において、密かな話題を呼んでいるのが、得点王レースの行方だ。

 なんと、準決勝を消化した時点で、13人の選手が2ゴールでトップタイとなっているのだ。しかも、そのなかには、グループステージのウルグアイ戦で2点を決めた日本代表MF三好康児も含まれている。以下がその13人だ。

ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/FW)
エベルトン(ブラジル/MF)
フィリッペ・コウチーニョ(ブラジル/MF)
ロベルト・フィルミーノ(ブラジル/FW)
アレクシス・サンチェス(チリ/FW)
エドゥアルド・バルガス(チリ/FW)
ドゥバン・サパタ(コロンビア/FW)
エディソン・フローレス(ペルー/MF)
パオロ・ゲレーロ(ペルー/FW)
エディンソン・カバーニ(ウルグアイ/FW)
ルイス・スアレス(ウルグアイ/FW)
ダルウィン・マチス(ベネズエラ/MF)
三好康児(日本/MF)

 ブラジル、ペルー、チリ、アルゼンチンが試合を残しているだけに、三好がトップスコアラーに輝く可能性は高くない。しかし現時点で、コパ・アメリカ史上初の日本人得点王になる可能性も残されているという事実は、興味深いと言えるだろう。

 3位決定戦を戦うアルゼンチンとチリ、そして、優勝を争うブラジルとペルー。いずれのカードも互いの威信をかけた激闘となることは必至だ。そのなかで得点王となるのは一体誰なのか――。 大詰めを迎えたコパ・アメリカは、個人タイトルの行方を含めて見逃せない。

 なお、アルゼンチン対チリの3位決定戦は現地時間7月6日(日本時間7日4:00)、ブラジル対ペルーの決勝は現地時間7月7日(日本時間8日5:00)に、それぞれキックオフを迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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