【J1展望】浦和×仙台|過去13戦で14得点の"仙台キラー"。興梠慎三がレジェンド福田氏の記録を更新か?

2019年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――苦戦する攻撃陣の奮起が不可欠

故障者/浦和=なし 仙台=関、阿部、ジャーメイン、吉尾
出場停止/浦和=なし 仙台=なし

J1リーグ18
浦和レッズ-ベガルタ仙台
7月6日(土)/19:00/埼玉スタジアム2002
 
浦和レッズ
今季成績(17節終了時):12位 勝点21 6勝3分7敗 13得点・21失点
 
【最新チーム事情】
●天皇杯で大幅なターンオーバー。
●課題の得点力、前線の選択は?
●仙台キラーの興梠、レジェンド福田氏越えのチャンス。
 

【担当記者の視点】
 ACLの韓国遠征から4連戦の最終戦、3日の天皇杯で大幅なターンオーバーを行なったことで、中2日の厳しい日程の影響は最小限に抑えられそうだ。
 
 1試合少ない暫定とはいえ12位に沈む。一方で3位までの勝点差も9という大混戦の中位グループにいる。ここから抜け出すには、13得点と苦戦する攻撃陣の奮起が欠かせない。復帰してコンディションを上げつつあるファブリシオや、大槻毅監督になってから起用される機会が増えてきた杉本健勇が、得点力アップにどれだけ貢献できるか。日程上は後半戦のスタートということもあり、勢いのつく勝ち方が欲しいホームゲームになる。
 
 そのなかで、興梠慎三は2013年の浦和加入から仙台とのリーグ戦で14ゴールを挙げている完全なる"仙台キラー"ぶりを発揮している。現在、浦和でのJ1通算91得点でレジェンド福田正博氏の最多記録に並んでいる。得意の仙台を相手に、その記録達成の瞬間を迎えて勝利に導きたいところだ。
 

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