柏好文が勝負強く2発! 広島が土壇場で鹿島に追いつき敵地で2-2ドロー

2019年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ACLでの激戦から中4日での再戦

土壇場で同点弾を決めた柏。この日、2ゴールを奪った。写真:滝川敏之

 J1リーグは6月30日、各地で17節の7試合を開催。県立カシマサッカースタジアムでは、鹿島アントラーズ対サンフレッチェ広島の一戦が行なわれた。

 25日にACLのラウンド16で対戦した両者。中4日での再戦となった試合は、開始1分にいきなり動く。左サイドからのクロスに反応したレアンドロがレオ・シルバとのパス交換から左足で押し込み、鹿島が早くも先制する。

 5日前のゲームでは微妙な判定もあり、ACLから姿を消すことになった広島。この日は、微妙な判定の当事者(※得点シーンでシミュレーションを取られノーゴールに)となった柏好文が躍動。27分には、ハイネルからの鋭いクロスに反応して足を合わせ、ネットを揺らす。広島が同点に追いついて前半を終えた。

 そして、後半に入るとともにチャンスを作り出すが、先にスコアを動かしたのはまたも鹿島。74分、こぼれ球に反応した小池裕太が強烈なミドルシュートを突き刺し、鹿島が勝ち越しに成功する(※試合後に、ゴール前で町田浩樹が触っていたとして、町田の得点に変更)。

 しかし、広島も粘りを見せる。後半アディショナルタイム、土壇場で勝負強さを見せたのは再び柏だった。スローインから浮き球でパスをつなぎゴール前に運ぶと、野津田岳人からのラストパスを柏がボレーで叩き込んだ。広島が2-2の同点に追いつく。

 そして試合は2-2の引き分けで終了。互いに勝点1を積み上げた。鹿島は勝点28、広島は同24とした。

【鹿島 2-2 広島】ACLの激戦から中4日。柏のAT弾で広島が鹿島に追いつきドロー決着
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