ペルーがPK戦の末に番狂わせ!ウルグアイはスアレスの失敗と「3度のゴール取り消し」が響く…【コパ・アメリカ】

2019年06月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

両軍ともなかなかチャンスを作り出せず

ウルグアイはペルーの粘り強い守備に手を焼いた。(C)Getty Images

 現地時間6月29日、ブラジルで開催されているコパ・アメリカの準々決勝で、グループCを首位通過したウルグアイがグループA3位のペルーと対戦した。
 
 立ち上がりからボールを支配するものの、なかなか決定機を作り出せないウルグアイは14分、右サイドからのクロスにルイス・スアレスがヘッドで合わせるも、ミートできない。
 
 28分には、ジョルジアン・デ・アラスカエタがシュートを決めるも、直前にオフサイドがあったとして無効となる。この10番のスルーパスからエディンソン・カバーニが放った37分の一撃もGKにセーブされ、先制点が奪えない。
 
 対するペルーも1トップのパオロ・ゲレーロが何度いい形でボールを受けるも、ディエゴ・ゴディンとホセ・ヒメネスのCBコンビに水際で防がれ、フィニッシュに持ち込めない。チーム全体でも前半はシュート1本に終わった。
 
 スコアレスで折り返して迎えた53分、ウルグアイはマルティン・カセレスのロングスローの流れから、最後はゴディンがフリーでシュートを放つも大きくふかしてしまう。
 
 その後もウルグアイが圧倒的に押し込む時間帯が続く。66分にカバーニ、73分にはスアレスがネットを揺らすも、VAR検証の末にいずれもオフサイドと判定され、ゴールは認められない。結局、両チームとも得点が奪えず、PK戦に突入する。

 ウルグアイは1人目のスアレスがまさかの失敗。5人全員が決めたペルーが勝ち上がりを決めた。

 激闘を制したペルーは、現地時間7月3日に行なわれる準決勝でチリと対戦。勝った方が、ブラジル対アルゼンチンの勝者とファイナル(7日開催)で相まみえる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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