「拒否するようではトップにいけない!」堂安律、久保建英らの台頭に闘志! 新シーズンの目標は――

2019年06月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になる将来の目標は?

コパ・アメリカを戦った日本代表の面々を堂安はどう見ていたのだろうか? (C) SOCCER DIGEST

 6月25日、都内で行なわれたスイスの高級腕時計ブランド『ウブロ』のチャリティーイベントに出席した堂安律が日本代表への想い、そして自身の夢を語った。

 この日のイベントでは、招待された子どもたちとドリブルチャレンジやキックターゲットなど様々な企画に挑戦し、溌溂とした姿を見せた堂安。日本サッカー界期待のホープは、イベント後に開かれた取材において、まず、2018-19シーズンを「(生まれてから)21年間で一番働いた一年だった。刺激のあるシーズンでもあった。色んな葛藤や変化がありながら、凄く成長がありましたね」と回想した。

 コパ・アメリカに参戦し、惜しくもグループリーグ敗退となったものの、ウルグアイと好勝負を演じるなど、欧米メディアから高い評価を得た日本代表への想いも口にした。

「僕が言うのも何ですけど、逞しいというか、日本人らしく最後までハードワークして戦っていた。オフ期間中にこれ以上ない刺激をいただけたなと思います」

 そのコパ・アメリカでは、同じレフティーで、レアル・マドリー移籍が決まった久保建英をはじめ、同学年の三好康児ら東京五輪世代の台頭が目立った。そんな年齢の近いライバルたちのA代表での活躍に堂安は、「ありがたい」と切り出し、闘志をむき出しにした。

「そういう環境に身をおけるのは幸せなことだと思います。それを拒否するようでは、サッカー選手としてトップに行けないので、むしろ歓迎して負けじと頑張りたいですね」

 来る新シーズンは、欧州に挑戦して3年目となる。「ようやくスタートラインに立てたと思っている」と意気込んだ日本代表MFは、「ここからまた化けられるように、進化できるように頑張りたい」と力を込めた。

 イベント中には子どもたちからの「将来の目標は何ですか?」という問いに「チャンピオンズ・リーグの優勝です。それに尽きます」と力強く語った堂安。果たして、21歳の俊英は、来夏の東京五輪を前にした19-20シーズンでいかなる成長を見せてくれるのか――。そのパフォーマンスに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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