開催国ブラジルがベネズエラとまさかのスコアレスドロー!二度のVAR判定に泣く…【コパ・アメリカ】

2019年06月19日 国際大会

終盤にネットを揺らすもオフサイドで無効に

ベネズエラの巧みな試合運びにセレソンは苦戦を強いられた。(C)Getty Images

 現地時間6月18日、コパ・アメリカのグループAの第2戦が行なわれ、開催国のブラジルがベネズエラと対戦した。

 ブラジルは3-0で勝利した初戦のボリビア戦から1箇所を変更。フェルナンジーニョに代えて、アルトゥールを中盤に起用した。

 最初のチャンスは15分。テンポよくパスを回して、最後はダビド・ネーレスが左サイドでフリーになるも、シュートは枠を捉えられない。その1分後にもリシャルリソンが際どいショットを放つも、GKにセーブされる。

 第1戦はペルーとスコアレスドローだったベネズエラも、18分にサロモン・ロンドンが得意のヘッドでゴールを脅かすなど何度かチャンスを作り出す。結局、両軍とも決定打を欠き、0-0で折り返す。
 
 後半頭からブラジルはリシャルリソンに代えて、ガブリエウ・ジェズスを投入。56分、ロベルト・フィルミーノ、フィリッペ・コウチーニョと繋いで、そのG・ジェズスが左サイドから狙うも、ゴール右に外してしまう。

 60分にはこの9番がネットを揺らすも、アシストをしたフィルミーノがオフサイドポジションにいたため、VAR検証の末にゴールは無効となる。

 その後も攻め込んだセレソンだが、ファイナルサードでの精度とアイデアに欠き、ベネズエラの堅牢を崩せない。86分、ついにコウチーニョがゴールを決めたかに思われたが、これもVARで取り消しになり万事休す。微妙な判定に泣いたブラジルの2戦目は、スコアレスドローに終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事