「バルサがネイマール獲得に動き出した」とブラジル・メディアが報道!交換要員にデンベレ、ラキティッチ、ウンティティの名が…

2019年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「エムバペ残留は200パーセント」

度重なる故障やスキャンダルですっかり評価を落としているネイマール。古巣への復帰はあるのか?(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペは先日、「キャリアのターニングポイントを迎えたと感じている」と発言した。「もっと責任を負わなければいけない」とも口にしている。
 
 リーグ・アンの得点王に輝いた20歳が、移籍を示唆するようなコメントを発したのは、チーム内の立場強化を求めているとも言われる。
 
 だが、『ESPN』によると、ナセル・アル・ケライフィ会長は『France Football』のインタビューで「責任は求めるものではなく、勝ち得るものだと説明した。非常に賢いから、分かってくれたはずだ」とコメント。そのうえで、エムバペ残留を強調した。
 
「来シーズンも彼はここにいる。私は100パーセントではなく、200パーセントそう確信しているよ。このクレイジーな選手を手放すことはない」
 
 一方で、もうひとりのスターであるネイマールについて、アル・ケライフィ会長は「守るべき契約があるのはもちろんだが、優先すべきはプロジェクトに完全にコミットすることだ」と述べている。
 
「誰もネイマールに我々との契約を強制したわけではない。彼をここに押しやった者などいない。このプロジェクトのためと分かって契約したんだ」
 
 アル・ケライフィ会長がネイマールに厳しい言葉を発したこともあり、フランス紙『L'Equipe』は、オファー次第でパリSGがこのブラジル代表FWを手放す方針と報じた。その場合の移籍先候補と取り沙汰されているのが、レアル・マドリーと、古巣バルセロナだ。
 
 そして『ESPN』は、バルセロナの重要な幹部が「やれるかもしれない。簡単ではないだろうがね」と、ネイマール復帰もあり得ると話したと報じた。まだ直接接触はしていないが、「本人がバルサ復帰を望んでいると知らせてくれれば、どんなことも可能」と話したという。
 
 また、ブラジル・メディア『Globoesporte』は、バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長がネイマールや父親、仲介役にコンタクトを取ったと報道。イバン・ラキティッチやウスマンヌ・デンベレ、サミュエル・ウンティティといった選手が、パリSGへのトレード要員候補になり得ると伝えている。
 
 史上最高額での移籍から2年。ネイマールがバルセロナに"出戻る"可能性はあるのか。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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