「出た、悪魔の左足だ!」46歳ロベカルが披露した“超絶ヒール技巧”にファン興奮!

2019年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

一夜でおよそ10億円の寄付を集めた恒例イベントで

まさかの高難度プレーを披露したロベルト・カルロス。さすがは生粋のエンターテナーだ。(C)Getty Images

 現地時間6月16日、西ロンドンのスタンフォード・ブリッジで盛大に開催されたのが『SOCCER AID 2019』だ。2006年から行なわれている恒例のチャリティーイベントで、今回も往年のスターや著名人が集結し、特別編成の「イングランド代表vs世界選抜戦」が実施された。
 
 ジョン・テリー、マイケル・オーウェン、ジェイミー・キャラガー、ロベール・ピレス、ロベルト・カルロス、エリック・カントナらサッカー界の大物に加えて、陸上の100メートル記録保持者であるウサイン・ボルトや同じく陸上・中距離走のレジェンドであるモー・サラーらも参戦(キックインには俳優トム・ハンクスが登場)。試合は2-2からのPK戦で、世界選抜が勝利した。
 
 その一戦で、強烈な個を放ったのが46歳のロベカルだ。前半、味方のCKがテリーに頭でクリアされ、そのボールに向き合った元セレソン。誰もが足下にボールを収めるだろうと予測するなか、ロベカルは浮き球を背後にやり過ごし、そのままダイレクトの左足ヒールで蹴り上げたのだ。なんとこれが、右前方のピレスへの絶妙なパスになるという出来過ぎたオチ。試合後には本人も「現役時代でもあれほど綺麗に決まったことはないな(笑)。会心のプレーだった」と自画自賛した。

 
 英紙『The Sun』は「SOCCER AIDに華を添えた」とロベカルのプレーを称え、サッカーファンのツイートを紹介。「出た、まさに悪魔の左足だ!」「絶対的な"反則"だ」「どこまでも魅せる男だな。拍手を贈ろう」「彼のようなフットボーラーはなかなか出てこないよね」などなど、絶賛の声が多数寄せられている。
 
 なおイベント主催側の発表によると、今回のイベントは一夜だけで670万ポンド(約10億円)の募金を集めたという。これもまた驚異的な数値だろう。収益金はすべてUNICEFを通じて寄付されるとのことだ。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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