「スペイン人指揮官がずいぶん前から関心を持っている」メキシコのプーマスが柴崎岳の獲得に動く? 現地メディアが報道

2019年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

レアル・マドリーのレジェンド、ミチェル氏が注視

トリニダード・トバゴ戦では主将も務めた柴崎。来季の移籍先はコパ・アメリカでの活躍次第か。 (C) Getty Images

 ラ・リーガのヘタフェに所属し、コパ・アメリカに参加する日本代表MF柴崎岳が、来季はメキシコでプレーする可能性が浮上した。

 スペイン全国紙『MARCA』は、スペインラジオ局『Onda Cero』が報じた内容をもとに、「メキシコのプーマスが、柴崎岳に興味を示している」と伝えている。

 プーマスの監督に就任した元スペイン代表&元レアル・マドリーのレジェンド、ミチェル・ゴンサレス氏は、来季のため中盤の強化を目的に掲げ、勝手知ったるラ・リーガのプレーヤーを観察したうえで、柴崎の獲得を希望しているという。

 また、メキシコ・メディア『SUPERLIDER』も「プーマスの新監督、ミチェルはエキゾチックな契約を結ぶことを考えている」と報じている。

「プーマスの再建は非常に難題であるため、ユースで育った選手やメキシコ人、南米の選手やスペイン人、そしてアジア人を含むことになるかもしれない。ラ・リーガをよく知っているミチェルはずいぶん前から柴崎を非常に高く評価しており、獲得を希望しているそうだ」

 ほかにも、柴崎にはエスパニョールが獲得に興味を示しているとの報道がある。

 移籍が囁かれている本人も、今夏の新天地探しは視野に入っていることだろう。今季はわずか7試合出場にとどまり、EL参加権を確保したヘタフェにおいて、構想外に近い状況だった。さらに同クラブは来季ヨーロッパリーグ(EL)への出場が決まっており、今夏の補強のために、柴崎の売却にも前向きであるとも報じられている。

 ブラジルで6月14日から幕を開けるコパ・アメリカで、日本代表は6月17日にチリ、20日にウルグアイ、24日にエクアドルと対戦する。

 若手主体の日本代表の牽引役として力を発揮することができれば、自身のアピールにもつながり、移籍先の選択肢が増える可能性もある。南米チームとの真剣勝負で、柴崎は自身の価値を示すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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