「若きサムライを過小評価してはいけない!」ウルグアイ全国紙がコパ・アメリカで激突する森保ジャパンを警戒!

2019年06月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

“日本軽視”のムードを一蹴!

久保(20番)も出場した2年前のU-20W杯では日本が0-2で敗戦。この時のウルグアイにはベンタンクール(奥)などがいた。 (C) Getty Images

 来る6月14日にブラジルで幕が開けるコパ・アメリカ。この南米王者を決める、"世界最古の国際大会"に、日本代表が招待国として参戦する。

 トルシエ・ジャパン時代の1999年パラグアイ大会以来、約20年ぶりの出場となる日本が、グループステージで対戦するのが、チリ、ウルグアイ、エクアドルの3か国だ。いずれも名うての名手を揃える強敵ばかりで、久保建英など若手中心のメンバー構成となっている森保ジャパンは、苦戦が予想されている。

 そうしたなかで、日本への警戒を強めているのが、大会史上最多となる15回の優勝経験を誇るウルグアイだ。同国の全国紙『Ovacion』は、「日本がやってくる。若きサムライ」というタイトルで、"日本軽視"のムードを一蹴するかのようなレポートを掲載した。

「今大会の日本は、良く知られている川島永嗣、柴崎岳、岡崎慎司を除けば、全員が25歳以下であり、それは注目に値する事実だ。平均年齢22歳のサムライブルーは、数人の若手たちがより高いレベルの大会に出場できる絶好のチャンスを利用することだろう」
 
 記事では、具体的な選手名を出しながら、日本代表を紹介している。

「アジアカップで準優勝になったチームとは全く異なるが、2017年のU-20ワールドカップでウルグアイと対戦したチームのメンバーが多く含まれている(8人)。冨安健洋や板倉滉、中山雄太、三好康児、杉岡大輝らはその時の主力だ。そして、世界を目ざしている18歳の久保建英は、ついこの間、A代表でデビューを飾っている」

 そして、最後に次のように締めくくった。

「前回参戦した時に1勝もできなかった日本だが(1分け2敗)、若手たちは今大会で歴史を創るチャンスだと意気込んでいるだろう。日本は『このコパ・アメリカで何かを起こせる』と期待に胸を膨らませている。確かなのは、彼らを単なるゲストとして過小評価してはいけないということだ。若きサムライたちは必ずや強力なライバルになるに違いない」

 森保ジャパンは、南米の強豪を相手に、はたしてどんな戦いを見せてくれるのか。ウルグアイと対戦するのは、現地時間6月20日に開催されるグループステージ第2節だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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