米誌発表のアスリート長者番付で年138億円を稼いだメッシがトップに! Jリーガーで唯一ランクインしたのは…

2019年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

史上初めてTOP3をフットボーラーが独占!

メッシは初めて長者番付の頂点に立った。 (C) Getty Images

 米誌『Forbes』が現地時間6月11日、毎年恒例のアスリート長者番付の2019年版を発表した。

『Forbes』が、2018年6月から2019年5月までの1年間でアスリートが獲得した賞金、サラリー、エンドースメント等を集計したデータ(ただし、代理人の手数料や投資による収入は考慮されていない)を基に年間収入を算出。各スポーツ界から錚々たる顔ぶれが並ぶなかでTOP3はフットボーラーが独占した。

 首位に立ったのは、昨年は2位だったバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。アディダスやマスターカード、ペプシコなどのスポンサー契約によって年収1億2700万ドル(約138億円)を手にした。

 20億円差でこれに続いたのが、ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドで、1億900万ドル(約118億円)を稼いだ。そして3位はパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが1億500万ドル(約114億円)でランクインした。

 ちなみにサッカー選手がTOP3を独占するのは、集計を始めた1990年以来、史上初の出来事だったという。また『Fobes』によると、トップに立ったメッシは1億2700万ドル(約138億円)のうち3500万ドル(約37億8000万円)をスポンサー収入で手にしている。世界的なアイコンであることが改めて証明されたと言えるだろう。

 今年の上位100人を見ると、前述の3人のほかにJ1のヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバなど、サッカー界から12人がランクイン。前年度からは全体的に増額しており、サラリーやスポンサー収入の高騰の影響が如実に表れた結果となった。
 
 なお、2018年度版で2億8500万ドル(約313億円)を荒稼ぎしたアメリカ人ボクサーのフロイド・メイウェザーは公式戦を組んでいなかったことも影響してトップ100から脱落。また、日本人アスリートでは唯一、プロテニスプレーヤーの錦織圭が3730万ドル(約40億4700万円)で35位にランクインした。

 サッカー界からランクインした12選手の順位と収入額は、以下の通りだ。

1位(全体1位) リオネル・メッシ(1億2700万ドル=約138億円)
2位(全体2位) クリスチアーノ・ロナウド(1億900万ドル=約118億円)
3位(全体3位) ネイマール(1億500万ドル=約114億円)
4位(全体44位) ポール・ポグバ(3300万ドル=約35億6400万円)
5位(全体46位) アンドレス・イニエスタ(3250万ドル=約35億1000万円)
7位(全体53位) アレクシス・サンチェス(3080万ドル=約33億2640万円)
8位(全体55位) キリアン・エムバペ(3060万ドル=約33億480万円)
9位(全体57位) メスト・エジル(3020万ドル=約32億6160万円)
10位(全体66位) オスカール(2900万ドル=約31億3200万円)
11位(全体75位) アントワーヌ・グリエーズマン(2770万ドル=約29億9160万円)
12位(全体79位) ガレス・ベイル(2710万ドル=約29億2680万円)
※1ドル=108円で換算

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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