アーセナルが乾の元同僚スペイン人MFの獲得に動く!ラムジーの後釜候補に

2019年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

契約解除金は約20億円に設定

評価上昇中のジョルダン。今夏のステップアップ移籍が有力視されている。(C)Getty Images

 争奪戦がさらに熾烈になりそうだ。

 6月8日、スペイン紙『Marca』が報じたところによると、アーセナルがエイバルのスペイン人MFジョアン・ジョルダンの補強に乗り出したという。

 売り出し中の24歳には、セビージャ、バレンシア、ビジャレアルのリーガ勢に加え、アーセナルと同じプレミアリーグのウェストハムも獲得に動いているようだ。
 
 2017年の夏にエスパニョールからエイバルに加わったジョルダンは、2シーズンに渡り不動のレギュラーとしてプレー。71試合に出場し、10ゴール・8アシストと結果を残した。17-18シーズンには日本代表MFの乾貴士とともに、クラブ初の一桁順位(9位)フィニッシュに大きく貢献している。

 中盤を幅広くカバーする運動量が持ち味で、セントラルMFが本職ながら、トップ下でも機能する。得点力が高さや、精度の高いプレースキックも魅力だ。ややタイプは異なるものの、アーセナルにとっては退団したアーロン・ラムジーの後釜としてお誂え向きのMFだ。

 記事によると、20年6月までエイバルと契約を結んでいるジョルダンの解除金は、1500万ユーロ(約20億円)に設定されている。しかしながら、満額に届かないオファーでも、クラブは受け入れる用意があるという。

 スペイン人指揮官ウナイ・エメリが率いるアーセナルへのステップアップを果たすのか――。ジョルダンの決断に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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