J2首位攻防戦は甲府が執念の後半AT弾でドロー決着! 山形は暫定で首位の座をキープ!

2019年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

山形は終盤までリードするが…

甲府戦で2ゴールを挙げた山形のFW阪野。写真:徳原隆元

 J2リーグは6月8日、各地で17節の6試合を開催。山梨中銀スタジアムでは、3位のヴァンフォーレ甲府と首位・モンテディオ山形の首位攻防の一戦が行なわれ2対2の引き分けに終わった。


 試合は0-0で迎えた51分に動く。山形がCKを得ると、そのこぼれ球をFW阪野豊史が冷静に流し込み、ゴールネットを揺らす。山形が先制に成功する。

 しかし甲府もすぐさま反撃に転じる。62分、内田健太からのクロスをルーキーの宮崎純真が角度のない位置から押し込んで同点に追いつく。

 それでも山形はその5分後、DF山田拓巳が敵陣ペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これを先制点を決めた阪野が落ち着いて沈め、山形が勝ち越しに成功する。

 その後、甲府はセットプレーや両サイドからのクロスからチャンスを窺うが、山形が粘り強く凌いでいく。しかし、後半アディショナルタイム。甲府は左から内田がクロスを上げると、佐藤洸一が強烈なヘディングシュートを叩き込み、土壇場で2対2に追いつく。そして、タイスコアのままタイムアップ。白熱の攻防は2対2のドローに終わった。

 7戦負けなしの山形は勝点を33に伸ばし、暫定で首位の座をキープ。9日に水戸が2点差以上で勝利すれば、水戸が首位に浮上する。一方の甲府は勝点を30とした。
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