【神戸】今季2度目の監督交代!新指揮官はドイツ人のフィンク氏…かつては宮本恒靖を指導

2019年06月08日 サッカーダイジェスト編集部

過去にはスイスの名門バーゼルやドイツの古豪ハンブルクなどを指揮

新たに神戸を率いるフィンク監督。低迷するチームを救えるか。(C)Getty Images

 ヴィッセル神戸は6月8日、吉田孝行氏に代わって、新たにドイツ人のトルステン・フィンク氏が監督に就任することを発表した。
 
 現役時代にはバイエルン・ミュンヘンで数々のタイトルを手にしてきたフィンク氏は、引退後に指導者に転身。レッドブル・ザルツブルクでコーチとして宮本恒靖(現ガンバ大阪監督)らを指導する。監督としてはスイスの名門バーゼルやドイツの古豪ハンブルクなどで指揮を執った。昨季はスイス1部のグラスホッパーを率いていた。
 
 神戸は、ダビド・ビジャ、アンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキからなる「VIPトリオ」を擁して一時は4位につけながらも、現在は低迷。今季2度目の監督交代に踏み切った。
 
 昨年8月に就任したフアン・マヌエル・リージョ監督が7節のサンフレッチェ広島戦後の4月17日に契約解除となると、吉田孝行が7か月ぶりに再登板。しかし、その後はリーグ戦だけでなくルヴァンカップでも敗戦が混み、公式戦9連敗を喫する。
 
 5月26日の13節・湘南ベルマーレ戦でようやく勝利したものの、翌節のジュビロ磐田戦では終了間際に追いつかれる手痛いドローに。14節終了時点で4勝2分8敗の13位と下位に沈んでいる。
 
 先ごろは、かつて名古屋グランパスを指揮し、その後22年間イングランドのアーセナルを率いた名将アーセン・ヴェンゲル氏に就任を要請するも、実らず。その後、フィンク氏との交渉に移ったとされる。

 またヘッドコーチにセバスチャン・ハーン氏、アシスタントコーチにモラス雅輝氏、フィジカルコーチにニコラ・ヴィドヴィッチ氏が就任することも同時に発表されている。林健太郎アシスタントコーチ、内山俊彦アシスタントコーチはコーチ契約が解除となった。
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