ドイツ代表に衝撃!レーブ監督が動脈収縮でドクターストップ。指揮官不在でEURO予選へ

2019年06月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

週明けには退院との報道も、しばらくは安静が必要な状態

トレーニング中のアクシデントに見舞われたレーブ。(C) Getty Images

 EURO2020の予選に参加し、現地時間6月8日にベラルーシ戦、11日にエストニア戦を控えているドイツ代表。ドイツサッカー連盟(DFB)は、この2試合をヨアヒム・レーブ監督が不在の状態で戦うと発表した。

 ドイツ紙『BILD』によれば、レーブは5月30日のトレーニング中に、使用していたダンベルが誤って胸部を直撃。痛みを訴えたレーブは、フライブルク大学病院で診察を受けたところ動脈収縮と診断され、週末いっぱい入院することになったという。

 DFBは「レーブの治療は順調に行われているが、医師からは4週間の安静が必要と判断された」と明かし、ベラルーシ戦、エストニア戦にはレーブ不在で臨むことになると説明。この2試合はアシスタントを担うマルクス・ゾルクが暫定監督を務めるという。

 また、レーブ本人もDFBを通じ、「チームの体制に問題はない」とコメントを発表した。

「すでに回復しつつあるが、医師の指導により、4週間程度は様子を見ながら安静に過ごさなければならない。代表チームのスタッフたちとは継続して意見を交換し、代表戦が迫った際にはより密に連絡を取り合うつもりだ。ゾルクをはじめ、GKコーチのアンドレアス・ケプケ、代表チームディレクターのオリバー・ビアホフと連係して、うまく進めていく」

 思いがけないアクシデントに見舞われたドイツ代表だが、直近2大会でベスト4止まりとなっている同大会に懸ける想いは強い。果たして、指揮官不在の2試合で勝ち星を掴むことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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