浦和、大槻新監督の初陣で執念のドロー! 後半AT弾で追いつかれた川崎は2位堅持も首位・FC東京と6差に

2019年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

レアンドロ・ダミアンが今季5ゴール目で先制も…

レアンドロ・ダミアンが今季5ゴール目となる先制点を奪う。(C) SOCCER DIGEST

 J1リーグは6月1日、各地で13節の8試合を開催。等々力陸上競技場では、川崎フロンターレ対浦和レッズの一戦が行なわれ、1対1で引き分けた。


 リーグ戦では9戦負けなしの川崎に対し、4連敗で監督交代が断行された浦和の激突は、立ち上がりから川崎がボールを支配するものの、浦和も球際での激しさを打ち出し、白熱の攻防に。ただし、前半は互いに決め手を欠いてスコアレスで折り返した。

 そして均衡が破れたのは後半立ち上がりの54分。川崎はペナルティエリア左に侵入した登里享平が折り返しのパスを供給。これに反応したレアンドロ・ダミアンが押し込み、川崎が先制した。

 川崎は先制後も攻撃の手を緩めず、決定機を作り出すが、勝負を決めるゴールには至らない。すると、後半アディショナルタイムのラストプレーだ。浦和はCKから最後は森脇良太が押し込み、土壇場で1対1の同点に追いつく。試合はこのまま終了し、1対1の引き分けに終わった。

 ホームの川崎は勝点を27とし、2位をキープしたものの、首位のFC東京とは勝点6差に広がった。一方、大槻新監督を迎えての初陣を執念の後半アディショナルタイム弾でドローとした浦和は、リーグ戦の連敗を4で止めた。勝点は18で10位に浮上した。

次ページ【動画】ラストワンプレーで飛び出した浦和・森脇の執念の同点弾!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事