コパ・アメリカ日本代表メンバーでブラジル紙が注目したのは久保建英! 対戦相手のチリ・メディアの評価は…

2019年05月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベテランと若手が融合したチーム」

岡崎(右上)、川島(右下)らベテラン陣と、久保(右上)、20歳の冨安(左下)などの五輪世代がどのように融合するのか。 (C) Getty Images

 5月24日、ブラジルで開催されるコパ・アメリカに臨む日本代表23人が発表された。東京五輪世代の若手が中心の顔ぶれとなった。

 U-20ワールドカップへの出場を回避した久保建英、大迫敬介、安部裕葵が選出された一方、岡崎慎司や川島永嗣のベテラン勢、また森保ジャパンの中軸を担う中島翔哉、柴崎岳らも名を連ねている。

 開催地ブラジルの新聞『BAHIA NOTICIAS』は、「欧州でプレーする選手たちの招集に苦労したようだ」と前置きしたうえで、選出メンバーについてこう評している。

「驚くべきことにメインチームでプレーしたことのない選手が多いラインナップとなった。川島永嗣と岡崎慎司はロシア・ワールドカップ以来の選出となっている。

 森保一監督は、この大会に参加する意義を"成長"と定め、2020年に行なわれる東京五輪の準備として使用することを決めた。だが。彼らの描くシナリオにおいて、重要な役割を果たすであろう、フローニンヘンでプレーする堂安律はリストから外れた。

 その代わりに、日本サッカー界の最大の星となるであろうFC東京の久保建英が参加する。彼は、この大会が始まる前に18歳となり(誕生日は6月4日)、ヨーロッパ市場で注目を集める存在となる」

 また、日本と対戦予定であるチリのメディア『redGol』のクリストファー・アントネス記者は、「日本はコパを"実験の場"と定めた」と評し、今回の選出を非常に興味深く見ているようだ。

「チリのライバルのひとつである日本は、実に13人が初選出となる代表チームでコパに挑むことを決めた。

 森保監督が選出した新たなメンバーはとても若く、大学生や2部リーグの選手まで、バラエティー豊かだ。ロシアW杯に参加した岡崎、川島、柴崎岳に加えて、中島翔哉、冨安健洋らの常連組、新たな顔ぶれが13人も! ベテランと若さの融合したチームラインナップで大会に挑もうとしている。この"フレッシュ"なチームは、6月17日、サンパウロでチリ代表チームと対戦することになる」

 グループCに属している日本代表チームは、6月17日にチリ、20日にウルグアイ、24日にエクアドルと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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