17歳久保建英の評価額は? 最新の日本代表メンバー27名を「推定市場価格」でランク化!

2019年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ダントツ1位は中島。香川、岡崎、長友らの更新額は──

左から香川、堂安、中島、岡崎、久保。フレッシュな陣容となった攻撃陣がどんな化学反応を見せるのか、実に興味深い。(C)Getty Images

 5月23日、日本サッカー協会はキリンチャレンジカップ2019に臨む日本代表メンバー27名を発表した。怪我の影響で吉田麻也や乾貴士らが選外となる一方で、岡崎慎司、川島永嗣のふたりがロシア・ワールドカップ以来の復帰を果たし、久保建英、大迫敬介、中山雄太の東京五輪世代3名が初招集。6月5日にトリニダード・トバゴと、同9日にはエルサルバドルとテストマッチを戦う。
 
 実にフレッシュな面子が揃った今回のメンバー構成。はたして「推定市場価格」で比較するとどんな序列になるだろうか。推定市場価格はドイツの移籍情報専門サイト『transfermarkt』が世界のプロフットボーラーを対象に算定している市場価値で、過去の実績や実力、年齢、移籍金の事例などを総合的に判断して弾き出される。
 
 ダントツのトップに君臨するのが、中島翔哉だ。冬のポルティモネンセからアル・ドゥハイルへの大型移籍を受けて、今月上旬に額面が更新され、2500万ユーロ(約32億5000万円)へと飛躍的にジャンプアップした。日本人歴代でも堂々第1位に躍り出たのだ。
 
 2位は、いまやベルギー・リーグ指折りの守備者へと成長を遂げた冨安健洋。複数の欧州有力クラブが熱視線を送っており、20歳にして900万ユーロ(約11億7000万円)の高評価を得ている。3位は香川真司と酒井宏樹が同額で並び、こちらもステップアップ移籍が期待される堂安律が750万ユーロ(約9億7500万円)で続く。

 
 活躍度に比べて岡崎慎司や長友佑都の値が低くなっているのは、オーバー30であるため致し方ないところ。Jリーグ組のトップは槙野智章で、200万ユーロ(約2億6000万円)となっている。
 
 注目のワンダーボーイ、久保建英は50万ユーロ(約6500万円)の額面が付いた。ただ17歳の若武者としては図抜けて高い評価であり、実際にこの1年で3倍近い伸び幅を見せている。今後活躍の場を欧州に移せば、中島や冨安のようにうなぎ上りとなるのは間違いない。
 
 今日5月24日には、コパ・アメリカ(6月14日~7月7日)に向けた代表メンバーも発表される。久保や大迫敬ら五輪代表メンバーが中心となりそうだが、ベテランや海外組がどれくらい含まれるのかが興味深い。14時にリリースされる予定だ。

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