「いつかはチャンスが…」岡崎慎司はタイ・リーグ参戦の可能性を問われてなんと答えた?

2019年05月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いまはまだヨーロッパでプレーしたい」

プレミアリーグが熱狂的な支持を得るタイで、やはり大人気だった岡崎。はたして新天地はどの国のどのクラブとなるのか。(C)REUTERS/AFLO

 2018-19シーズンをもってレスター・シティを退団する岡崎慎司が、契約する『ミズノ』社のイベントに参加するため、タイを訪問した。
 
 地元少年たちとのサッカー教室やトークショーに臨み、各会場は大盛況。プレミアリーグはタイをはじめとした東南アジア諸国で図抜けた人気を誇っており、岡崎の知名度も半端なく高いのだ。
 
 そんななか、実しやかにタイ国内のメディアで取り沙汰されているのが、岡崎のタイ・リーグ参戦だ。元日本代表MF細貝萌も所属する同国きっての強豪、ブリーラム・ユナイテッドが獲得に乗り出しているという。レスターを傘下に収めるのは同じくタイの巨大グループ『キング・パワー』で、ブリーラムとはトップ同士の親交が厚いと言われる。その伝手で、岡崎に触手を伸ばしているのだ。
 
 イベント会場でタイTV局のレポーターにその可能性について問われた岡崎は、少し苦笑を浮かべながらこう回答した。
 
「いまは新しいクラブを探しているところです。タイ・リーグは、もちろんレスターでオーナーやタイの方々と深い関係にあったので、いつかはチャンスがあるかなとは思いますけど……、いまはまだヨーロッパでプレーしたいんで、まだないですね」

 
 そしてあらためて、レスターを退団した理由と次なるチャレンジへの想いを明かした。
 
「レスターでの役割はストライカーではなく、ミッドフィルダーのように見られていたのかなと思います。プロのミッドフィルダーの能力がどれだけ高いかを考えれば、やっぱり僕は中盤の選手ではない。強く感じたのは、次のシーズンはストライカーとしてプレーできる場で挑戦したいということ。レスターの退団を決意したのはそうした理由からです」
 
 イタリアやスペインの中堅クラブが関心を寄せていると言われ、Jリーグ復帰の線も決してゼロではないか。
 
 4年間での英国生活に別れを告げた、33歳の点取り屋。その新天地に注目が集まっている。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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