「サムライだ!」「もう攻撃陣はいらない」酒井宏樹が鮮やかな左足ボレーでリーグ・アン初得点!MOM級の活躍で昌子源との「日本人対決」を制す

2019年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝点のアシストも記録!

1得点・1アシストをマークした酒井。後輩・昌子の前で躍動した。(C)Getty Images

 5月18日(現地時間)に開催されたリーグ・アン第37節で、トゥールーズの昌子源とマルセイユの酒井宏樹の「日本人対決」が実現した。

 2人の日本代表DFは、ともに先発フル出場を果たしている。

 先制点を挙げたのは、ホームのトゥールーズ。26分、酒井を抜き去ってGKと1対1となったジミー・ドゥルマズのシュートはGKに防がれたものの、こぼれ球を拾った左サイドのマックス・グラデルからのクロスをアーロン・レイヤ・イサカが流し込んだ。

 その2分後にもイサカが決定機を迎えるも、シュートはバーに阻まれる。

 すると、その直後だった。右サイドのフロリアン・トバンのクロスにモルガン・サンソンが右足で合わせてマルセイユが同点に追い付く。昌子はシュートブロックに入ったものの、防ぎ切れなかった。

 その後は地力で優るマルセイユのペースで試合が進むも、追加点を奪えずに前半を終える。
 
 迎えた50分だった。右サイドからのクロスのこぼれ球を酒井が左足でボレー。鮮やかなシュートでネットを揺らし、勝ち越し点を挙げる。酒井は嬉しいリーグ・アン初ゴールだった。

 61分に一度は追いつかれたものの、マルセイユは76分に再びリードを奪う。右サイドを駆け上がった酒井が完璧なクロスを送り込み、途中出場のクリントン・エヌジエのゴールをお膳立てした。

 これで勢いに乗り、90分、91分にも加点したマルセイユが5-2で勝利。"ゴラッソ"とアシストでMOM級の活躍を見せた酒井に対し、マルセイユの公式ツイッターには、次のような称賛の言葉が続々と寄せられている。

「サムライだ!」
「もうアタッカー陣はいらない」
「サカイは尊敬できる数少ない選手」
「ヒロ、よかったな」
「サカイには血が流れている」
「俺を幸せにしてくれるのはお前だけだ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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