ブンデス最終節、ブレーメンはライプツィヒを下す!大迫勇也は先制点に繋がるPKを獲得、勝利に貢献

2019年05月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

8位で終え、来季EL出場は逃す

怪我から復帰後、先発は2試合目。ホームで迎えた最終節に先発した大迫。貴重な先制点をもたらすPKを獲得するプレーで勝利に貢献した。(C) Getty Images

 現地時間5月18日、ブンデスリーガの最終節が行われた。大迫勇也を擁するブレーメンはRBライプツィヒと対戦し、2-1で勝利し、今季の最終節で有終の美を飾っている。

 試合前には今季限りで退団を発表したマックス・クルーゼの退団セレモニーが開催された。大迫はその姿を見守り、4-3-3の前線の一角を担うポジションで先発。

 33分、左サイドからルドビク・アウグスティンソンのクロスに、エリア内に走り込みながらダイレクトで合わせた大迫の足を、ライプツィヒDFダヨ・ウバメカノが蹴ってしまうプレーがVARによりファウルと判定。大迫が獲得したPKは、キッカーのミロト・ラシチャが決めて35分に先制する。

 足首を蹴られて心配された大迫だが、39分、左CKヌリ・シャヒンのボールに頭で合わせるなどその後も溌剌とプレー。これは惜しくもゴール枠左外に切れたが、復帰後2試合目の先発とは思えないコンディションの良さを感じさせた。

 45分過ぎにはにライプツィヒが攻勢を強めるが、ヌリ・シャヒン、ブレーメン守備陣らが跳ね返して、前半を1-0で折り返す。

 だが53分、ブレーメンDFマルコ・フリードルがエリア内でハンドのミス。しかしライプツィヒのキッカー、ブルーマが外してしまう。

 大迫は61分にも右サイドからDFの裏へ抜け出してシュートを放つなど精力的にゴールを狙うが、追加点は上げられず。84分に、クラウディオ・ピサーロと交代でピッチを去った。迎えたフロリアン・コーフェルト監督と固く抱き合った大迫。今季の記録は21試合3ゴール2アシストで終えた。

 しかしその後も試合は動き、86分、CKをきっかけに起きた混戦から、ライプツィヒDFノルディ・ムキエレに決められて1-1とされる。

 このまま試合終了かと思われた88分、大迫と交代出場したピサーロがゴール前で左足を一閃。ネットを揺らし、2-1でライプツィヒを突き放した。478試合目の出場で、197ゴール目をマークした。40歳のピサーロは、来季もブレーメンでプレーすることを発表している。

 ブレーメンはホームでの最終節を勝利で飾り、今季をリーグ8位で終えた。惜しくもヨーロッパリーグ出場は逃している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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