外国人監督が席巻するプレミアリーグ、最も順位のよかった英国人指揮官は?

2019年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

トップ10に入ったのはただひとり

クリスタル・パレスを最終的には危なげなく残留させたホジソン監督(左)と、途中就任でレスターを上昇気流に乗せたロジャース(右)。(C)Getty Images

 今シーズンのプレミアリーグは、リバプールとの歴史に残るデッドヒートを制したマンチェスター・シティの連覇で幕を閉じた。

 ともにハイレベルなチームを作り上げたマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ(スペイン)とユルゲン・クロップ(ドイツ)をはじめ、チェルシーのマウリツィオ・サッリ(イタリア)、トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ(アルゼンチン)、アーセナルのウナイ・エメリ(スペイン)、マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール(ノルウェー)と、例年通り6位までを独占した「ビッグ6」は、すべて外国人監督が指揮している。

 昇格組ながら7位に躍進したウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント、8位エバートンのマルコ・シウバは、ともにポルトガル人だ。

 では、英国人監督で最も好成績を残したのは誰だったのか?

 その答は、レスターのブレダン・ロジャース(北アイルランド)。2月の末にセルティックの監督を辞して電撃就任すると、下降線を辿っていたチームを立て直しに着手。就任後の10試合を5勝2分け3敗で乗り切り、9位に導いた。
 
「イングランド人」に限定すると、12位クリスタル・パレスの指揮官で、現プレミア最年長監督のロイ・ホジソンがトップだった。

 以下、14位ボーンマスのエディ・ハウ、昨シーズンは"英国人最高位"だった15位バーンリーのショーン・ダイチ、18位カーディフのニール・ウォーノック、そして19位フルアムのスコット・パーカーと続いている。

 この結果は、いかに外国人監督が席巻しているリーグかを顕著に表わしていると言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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