プレミア連覇達成のマンC、今夏に巨額の280億円で若手有望株獲得か!? ペップの希望はデリフト、ヨビッチ、そして…

2019年05月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ペップの構想に加えたい4名は…

ペップは各メガクラブが獲得を目指しているCBデリフト、FWヨビッチに加えて、20代前半のMFふたりを希望しているという。 (C) Getty Images

 クラブ史上初のトップリーグ連覇を成し遂げたマンチェスター・シティ。指揮官のジョゼップ・グアルディオラが、「これ以上ない結果だ」と喜びを表わしてからわずか2日だが、来たる夏の移籍市場に向けて、早くも動き出しているようだ。彼らの驚きの補強プランを英紙『Daily Mail』が報じている。

 同紙によれば、シティが2億ポンド(約280億円)を投入して、今夏に獲得を目指すのは、オランダの強豪アヤックスに所属するCBマタイス・デリフト(19歳)、ヨーロッパリーグ準決勝まで進んだドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトのエースFWルカ・ヨビッチ(21歳)、ラ・リーガのアトレティコ・マドリーに所属するMFロドリ(22歳)、そして。リーグ・アンのリヨンに所属するMFウセム・アウアー(20歳)の4人の若手だ。

 バルセロナやレアル・マドリー、バイエルンなど、複数のメガクラブの垂涎の的となっているデリフトとヨビッチは、争奪戦が必至とみられているが、ロドリとアウアーに関しては、クラブ側への移籍に関する問い合わせを済ませているという。

 『Daily Mail』によれば、グアルディオラは、違約金が6000万ポンド(約84億円)に設定されているというロドリは、34歳になったアンカーのフェルナンジーニョの競争相手として育て、チャンピオンズ・リーグのグループステージで対戦した際に目を付けたというアウアーは、今夏に退団が噂されるイルカイ・ギュンドアンの後釜にしたいと考えているようだ。

 ほかにも、ベンフィカのジョアン・フェリックス、さらに以前から噂に上がっているレスターのベン・チルウェルとハリー・マグワイアらも候補に挙がっているというが、グアルディオラは、前述の4人の獲得をより強く希望しているという。

 英紙『The Sun』は、この一報を報じながらも、「同クラブが欧州サッカー連盟(UEFA)の規定するファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触したと報じられ、主催大会の出場禁止や将来的な補強禁止処分等のペナルティーが科せられる可能性もある。そんな動きを察知していながら、実に大胆な構想だ」と半ば呆れぎみに締めくくっている。

 毎夏のように大きな注目を集めるシティの補強動向は、このオフも話題を呼びそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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