「ミス連発」のバルサに敗れたヘタフェ、CL圏外の5位に転落!先発した柴崎岳は屈辱の…

2019年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヘタフェは前半の逸機が悔やまれる。

2試合ぶり先発した柴崎。前半のみでベンチに下げられ、悔しい結果となった。(C)Getty Images

 現地時間5月12日に開催されたラ・リーガ37節で、柴崎岳が所属するヘタフェは、アウェーで王者バルセロナと対戦した。

 昨年9月のバルサ戦で見事なボレーシュートを叩き込んでいる柴崎は、4-4-2の左サイドハーフで2試合ぶりの先発を飾った。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)出場権(4位以内)獲得のために勝点がほしいヘタフェは11分、カウンターからアンヘル・ロドリゲスのパスを受けたホルヘ・モリーナがチャンスを迎えるも決めることができない。

 25分には、パスカットした柴崎がアウトサイドでディミトリ・フルキエにパスを通し、このグアドループ代表DFからスルーパスを受けたJ・モリーナがネットを揺らすも、VAR判定でオフサイドとなる。

 6日前のCLリバプール戦で大敗を喫したショックを引きずっているのか、調子の上がらないバルサに対し、ヘタフェがさらにチャンスを作り出す。30分、この日ミスが目立ったセルヒオ・ブスケッツからアンヘルがボールを奪い、J・モリーナに三たびチャンスが訪れるが、これも大きく外してしまう。

 バルサがようやくいい形を作り出したのは36分。右SBセルジ・ロベルトの折り返しを受けたイバン・ラキティッチが強烈なシュートで狙うも、GKダビド・ソリアの正面を突く。

 その3分後だった。リオネル・メッシのFKにジェラール・ピケがバックヘッド。これはソリアに防がれるも、アルトゥーロ・ビダルが詰めて、バルサが均衡を破る。
 
 後半、柴崎に代えてフランシスコ・ポルティージョを投入したヘタフェに対し、バルサは54分にメッシがGKと1対1になるも、シュートを決めきれない。57分にもビダルが決定機を迎えたが、これもソリアのビッグセーブに防がれる。

 ようやく追加点が生まれたのは89分だった。メッシがドリブルでエリア内に進入。こぼれ球をS・ロベルトがメッシへリターンすると、ジェネのオウンゴールを誘発した。

 結局、攻守にミスを連発しながらもバルサが2-0で勝利。敗れたヘタフェは、バレンシアに勝点58で並ばれ、直接対決の結果でCL圏外の5位に転落した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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