神戸が泥沼7連敗…ビジャは沈黙、イニエスタも見せ場なし。鹿島はセルジーニョの決勝弾で暫定5位に浮上

2019年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

白崎のフィードに反応し、GKの頭上を抜く巧みなループシュート

セルジーニョ(左)がテクニカルなボレーで鹿島を勝利に導いた。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ11節]神戸0-1鹿島/5月12日(日)/ノエスタ
 
 J1リーグ11節のヴィッセル神戸対鹿島アントラーズが12日、ノエビアスタジアム神戸で行なわれ、0-1で神戸が敗れた。
 
 試合が動いたのは17分、安西幸輝の縦パスを受けた白崎凌兵がワンタッチで華麗に反転し、右足で前線に浮き球のパスを供給する。これに反応したセルジーニョが、DFを身体でブロックしながらダイレクトボレーで合わせ、GKキム・スンギュの頭上を抜くループシュートを沈めた。

 ビハインドを背負った神戸は、43分に安井拓也、65分に小川慶治朗、68分にアンドレス・イニエスタと早い段階で交代枠を使い切って1点を狙ったが、鹿島の守備を崩せない。フル出場したダビド・ビジャも沈黙し、結局、そのまま試合は終了した。

 前半の1点に泣いた神戸はリーグ戦6連敗で、8日のルヴァンカップも含めれば公式戦7連敗と、まさに泥沼に陥っている。一方の鹿島は今季2度目の連勝で、暫定5位に浮上した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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