ブレーメンが1点を守り切ってホッフェンハイムに勝利! 大迫勇也は復帰後初のフル出場で勝利に貢献

2019年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

”幻のアシスト”もあったが…

大迫は中央、左右へ自由にと動き回り、攻守に貢献。 (C) Getty Images

 現地時間5月11日、ブンデスリーガの第31節が行なわれ、ホッフェンハイム対ブレーメンの一戦は0-1でブレーメンが勝利した。

 ブレーメン所属の大迫勇也はトップ下で先発出場。前線で体を張りながらも中盤に降りてパスを散らすなど、幅広いエリアで持ち味を発揮した。

 試合はお互いが好守に譲らず、中盤での競り合いが激しい展開となった。そんななかでもブレーメンは攻撃的な姿勢を崩さず、39分、ホッフェンハイムの最終ラインのミスをミロト・ラシチャが拾ってシュート。GKがはじき返すが、そのこぼれ球をヨハネス・エッゲシュタインが蹴り込んで、ブレーメンが先制する。

 43分には大迫のボールからマキシミリアン・エッゲシュタインが2点目を決めるが、これはゴールよりも前にファウルがあったことから、無効となり、大迫のアシストも消えた。

 だが、以降も大迫は効果的に動き回り、ブレーメンの攻撃をけん引する。受けるホッフェンハイムは守備に追われながら、カウンターで一発を狙う。数少ないながらも鋭いカウンターによって訪れた再三のピンチは、GKイジー・パブレンカが好守でしのいだ。

 ブレーメンにとってはその後も、クラウディオ・ピサーロらを投入して2点目を目指すが、1点を守りながらの試合が続いた。

 大迫は攻守に走り回り、復帰後初のフル出場で勝利に貢献。体調が完全に戻ったわけではなさそうだが、ブレーメンの攻撃の主軸として最後まで奮闘した。

 ブレーメンは自力ではないがヨーロッパリーグ予選の参加権が与えられる7位の可能性を残しており、最終節、ホームでレッドブル・ライプツィヒとの対戦では勝利を求められる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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