「彼は代表チームに合流しなければならないので…」サウサンプトン指揮官が吉田麻也の6月の日本代表参加をポロリ?

2019年05月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ウイルス感染による体調不良で2試合欠場中

ここにきてコンディション不良に陥っている吉田。シーズン最終戦も欠場する見込みだ。 (C) Getty Images

 プレミアリーグ、サウサンプトンに所属する吉田麻也。直近2試合を欠席している理由は、ウイルス感染による体調不良だが、どうやら最終節も欠場するようだ。

 現地時間5月12日に行なわれる同リーグ最終節のハダースフィールド戦を控え、サウサンプトンのラルフ・ハーゼンヒュットル監督が前日会見に登場。吉田は最終節も欠場すると明言し、現在の状態を次のように説明したようだ。英紙『Daily Echo』が報じている。

「吉田は非常に強力なウイルスに感染していた。回復からまだ時間も十分に過ぎておらず、完全に回復したとはいえない。自転車によるトレーニングもまだ10分でギブアップする状態だ。

 彼は6月に日本代表チームに合流しなければならないので、回復させるためにも完全な休養を与えている。ここでリスクを冒しても何の意味もない」

 サウサンプトンは現在リーグ16位ながら、残留を決めている。吉田の思いがけない離脱にも、指揮官は「テストの意味も含めて、様々な選手を起用したい」と話した。

 日本代表は6月5日にトリニダード・トバゴ、9日にはエルサルバドルとの親善試合を予定。その後、ブラジルで開催されるコパ・アメリカに参加する。現時点では、森保一監督が誰を招集するのかまだ発表されていないが、ハーゼンヒュットル監督の言葉通りなら、6月に吉田がサムライブルーのユニホームを着てプレーする可能性は高いようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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