Jリーグ入りの可能性も?英紙が「移籍金ゼロで獲得できる選手」のベスト11を選出!コンパニ、バロテッリ、ブッフォンなど多士済々

2019年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

両SBはブラジル代表コンビを選出

『The SUN』紙が選んだボスマン・プレーヤーのベスト11。

 欧州の各国リーグはいよいよ佳境を迎えている。そんななか、英紙『The SUN』が特集したのが、今シーズンいっぱいで所属クラブとの契約が満了となる、いわゆる「ボスマン・プレーヤー」のベスト11だ。

 契約切れとなり、「移籍金ゼロで獲得できる選手」には、どんなトッププレーヤーがいるのか?

 まずGKは、パリ・サンジェルマンのジャンルイジ・ブッフォンだ。言わずと知れた元イタリア代表のレジェンドは、すでに40歳。現契約には1年の契約延長オプションが付与されているが、まだ行使するかどうかは不透明だ。

 CBは、ともにマンチェスター・シティとチェルシーの最終ラインを長年に渡り支えてきた、ヴァンサン・コンパニとダビド・ルイスを選出している。

 前者は、先のレスター戦(プレミアリーグ第37節)で、値千金の決勝ミドルを叩き込むなど、その勝負強さとキャプテンシーでファンから愛されている。シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は契約延長を示唆するコメントを残しており、引き続き水色のユニホームを纏って腕章を巻く可能性は高そうだ。

 同じく後者も、マウリツィオ・サッリ監督のパスサッカーには不可欠な存在で、現政権の継続なら残留は堅いか。

 両SBは、右のダニエウ・アウベス、左のフィリペ・ルイスのブラジル代表コンビ。ともに故障がちになってきたとはいえ、いまだ世界トップクラスに位置するラテラウだ。
 
 中盤は3枚。なかでも、もっとも動向が注目されているのがアドリアン・ラビオだ。パリSGとの契約延長を拒否したため、今シーズンはなかば"干された"ような状況で出番が激減。とはいえ、24歳のフランス代表MFの評価は高く、レアル・マドリー、ユベントス、バルセロナといったメガクラブが触手を伸ばしている。

 パリSGが、そのラビオの後釜候補として獲得に動いているのが、アンデル・エレーラだ。マンチェスター・ユナイテッドは慰留をしているものの、チームを離れる可能性は小さくない。古巣のアスレティック・ビルバオもラブコールを送っている。

 もうひとりは、ジェームズ・ミルナー。複数のポジションをこなし、チャンピオンズ・リーグとプレミアリーグで快進撃を続けるリバプールを陰ながら支えているベテランが退団となれば、33歳とはいえ引く手あまただろう。
 

次ページポルトのウインガーは人気銘柄に

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事