「さながらメルセデス博物館だ!」名手エジルの豪華カーコレクションを英紙が調査!

2019年05月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

天才肌のレフティーはスポーツタイプ好き!

確認されているだけでも3台のメルセデスを所有するエジル。ドイツ車の安定性と安全性に信頼を置いている!?(写真はインスタグラムより)。

 英紙『The Sun』で人気の恒例企画となっているのが、ワールドクラスの大物たちが所有する愛車コレクションだ。今回登場したのはアーセナルの元ドイツ代表MF、メスト・エジルである。
 
 まず同紙が驚きを持って伝えたのが、その極度の"ベンツ好き"ぶりだ。
 
 エジルは昨年のロシア・ワールドカップ後にドイツ代表からの引退を表明したが、その際にSNS上で人種差別やメディア、ドイツ連盟への怒りや不満をぶちまけた。同紙は「彼は家族のルーツであるトルコを愛しているが、もちろんドイツも同様だろう。その証拠に、複数のメルセデス・ベンツを所有しており、安定性と安全性に信頼を寄せている。ドイツ連盟に対する思いとは真逆のようだ」と皮肉っている。
 
 メルセデスのレパートリーはいずれも豪華で高価だ。最高時速315キロを叩き出すスーパークーペ『SLS AMG』が約2475万円、おなじくツインターボの怪物クーペ『S65 AMG』が約2750万円。ここに世界中のプロフットボーラーにとっての定番であるゲレンデバーゲンが加わるのだが、こちらもトップカテゴリーの『G63 AMG』で、約2150万円ときている。『The Sun』紙は「2台のクーペはどちらも加速性能に秀でたスーパーカー。少なくとも北ロンドンの暮らしのなかでそこまでのスピードは必要とされていないだろう」とふたたびイジり、「さながら彼の自宅ガレージはメルセデス博物館である」と綴った。

 
 レアル・マドリー時代にはクラブとパートナー契約を結んでいたドイツメーカー、アウディの車も重宝していた。当時は『Q7』や『RS5』を運転する姿がよく目撃されたが、同紙の最新情報によると、現在はグレードが上がって『RS6』を保有しているようだ。斬新なツートンのカラーリングで、お値段はおよそ1200万円とのこと。
 
 なんとさらにエジルは、もうひとつのドイツ・トップブランド、ポルシェの逸品もガレージに忍ばせている。図抜けたハイスペックが売りの『PANAMERA TURBO』で、約1750万円也。
 
 ただ、同紙がオチとしているのは、エジル・コレクションの最高額がドイツ車ではないかもしれないという点。マドリー時代の2012年に運転していたイタリア車、フェラーリ『458 ITALIA』が現在も手元にあるなら、約3000万円の値が付くのだという。
 
 いずれにせよ、天才肌のレフティーは超が付くほど、スポーツタイプがお好みらしい。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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