”奇跡の夜”に数多のレジェンド、メディアがリバプールを大絶賛!!「すべてが見事」「メッシはどこにいた?」「バルサはトラップにハマった」

2019年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

語り継がれる「アンフィールドの奇跡」

勝利を喜ぶユルゲン・クロップ監督と出場は叶わなかったがチームを見守ったモハメド・サラー。笑顔が弾けた。 (C) Getty Images

  リバプールとそのサポーターは、2019年5月7日の出来事を永遠に忘れないことだろう。チャンピオンズ・リーグ(CL)準決勝でバルセロナに4-0と快勝し、逆転での決勝進出を果たしたのだから。

 敵地での第1レグで0-3と敗れていたリバプールは、ホームでの第2レグで大逆転劇を演じた。リオネル・メッシ擁するスペイン王者バルセロナを失意の底に突き落とした一戦は、「アンフィールドの奇跡」として語り継がれていくはずだ。

 識者やレジェンドたちも、リバプールとサポーターを絶賛している。

 OBのマイケル・オーウェンは英TV局「BT Sports」で「最高の部類に入る夜だ。彼らは欧州の舞台では、このスタジアムでほぼ無敵だよ」とコメント。同じくOBのロビー・ファウラーも「史上最高の夜だ。まったく信じられないね」と賛辞を寄せた。

「リバプールの一員であることを、私はうれしく、そして誇りに思う。すべてが見事だった」

 さらに、かつてのライバル、元マンチェスター・ユナイテッドのリオ・ファーディナンドも「このクラブとファンたちをリスペクトせずにいられない」と脱帽だ。

「リバプールはここで並外れたことをやってのけた。ファンタスティックだよ。涙や感動…スタジアムでの光景は見事だった。こんなことは、サッカーでしかあり得ないことだ」

 英公共放送「BBC」では、元イングランド代表のアラン・シアラーが「このような雰囲気は二度と味わえないと思う。ただただ、息をのむほどの雰囲気だった」と、アンフィールドの空気を称賛した。

 「これまで見たことがないようなものだった。現役時代にアンフィールドでプレーしたし、当時も素晴らしい雰囲気だったが、今日は、何か特別なものを感じた。こんなアンフィールドは見たことがない。最初から最後までファンが選手たちを後押しした。全選手が素晴らしかったよ」

 一方、スペインサッカーに精通するギジェム・バラゲ記者は、「2試合のうち、4分の3はバルセロナが劣っていた。恐れを抱き、答えを見つけられなかった」と、辛辣だ。そして、バルサを手厳しく評価しながらリバプールを称えている。

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