【ACL速報】イランの強豪クラブと1点を奪い合うドロー。中島翔哉所属のアル・ドゥハイルはGS突破が決定

2019年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

中島翔哉はフル出場

前線のアクセントとして奮闘している中島。連係ではまだ苦しんでいる姿もみられるが…。 (C) Getty Images

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ5節、グループCのアル・ドゥハイル(カタール)は、エステグラル(イラン)との一戦がアザディスタジアムで行なわれ、1-1で引き分けている。

 ACL初戦に行なわれた同カードは、3-0でホームのアル・ドゥハイルが勝利した。だが、GS突破のためには負けられないエステグラルのサポーターが大勢集結したスタジアムは、独特の雰囲気に包まれた。

 アル・ドゥハイル所属の中島翔哉は、3-4-3のトップ右で先発出場。激しいマークに苦しみながらのプレーとなった。

 試合はアウェーのアル・ドゥハイルが主導権を握るものの、22分にユセフ・エル・アラビが絶好のGKとの1対1を外すなど、フィニッシュの精度を欠く。中島は42分に右サイドからミドルシュートを放つも、枠上に逸れた。

 スコアレスで折り返した両チームだが、先制点はホームチームに。53分、ショートコーナーからエステグラルのルズベ・チェシミが蹴り込んで1点を挙げた。

 しかし引き分け以上でGS突破が決まるアル・ドゥハイルも譲らず、55分にゴール前の混戦からエジミウソン・ジュニオールが1点を取り返して試合を振り出しに戻す。

 それ以降はお互いに攻め手を欠く展開が続く。

 アル・ドゥハイルはゴール前までボールを運ぶものの。あと一歩のところでゴールネットを揺らすことができずに、追加点を奪えない。

 負ければGS突破が消えるエステグラルはサポーターの大声援を受けて攻勢を強めるが、なかなかシュートに至ることができない。

 試合はこのまま1-1で終了。アル・ドゥハイルは1試合を残して勝点8の2位を維持し、GS突破が確実となった。最終節の結果で3位のエステグラル、4位の塩谷司を擁するアル・アインに勝点で並ばれる可能性があるが、いずれもアウェーゴール含む総ゴール数、勝利数で上回っているため、GS突破が決定した。

 また、この試合の後に行なわれるアル・ヒラルと対戦する塩谷所属のアル・アインは、GS敗退が決まっている。

 最終節は、現地時間5月20日に最終節アル・ヒラル戦が行なわれる。グループCの首位が決まる1位2位の直接対決となる。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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