原口所属のハノーファーに驚きの「珍事」!バイエルン戦でタッチ数が最も多かったのは、まさかの…

2019年05月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

数的不利を強いられ、一方的な展開に。

王者相手に11本の枠内シュートを防いだエッサー(左)。孤軍奮闘を見せた。(C) Getty Images

 5月4日に開催されたブンデスリーガ32節で、原口元気と浅野拓磨が所属する最下位(18位)のハノーファーは、敵地で首位バイエルンと対戦して1-3で敗れた。

 試合後、驚きのスタッツが明らかになった。なんと、ハノーファーでタッチ数が最も多かったのがGKのミヒャエル・エッサーだったのだ。

 データサイト『Whoscored.com』によると、エッサーのタッチ数は63回で、以下、CBのヴァルデマール・アントンが55回、左SBのミイコ・アルボスノスが51回と続いている。4-3-1-2の右インサイドハーフで先発し、フル出場を果たした原口は35回でチーム9位だった(あと1試合出場すると保有元のアーセナルからの買い取り義務が発生する浅野はベンチ外)。

 立ち上がりから、バイエルンに圧倒的にボールを支配されたうえ、55分には後半頭からピッチに立ったジョナタスが、出場からわずか10分間で立て続けにイエローカードを出されて退場。さらに守備一辺倒になったことが要因のひとつだろう。
 
 そんな劣勢のなか、守護神エッセーは好セーブを連発。実に11本の枠内シュートを防いだ。また、バイエルンのシュートミスも目立ち、ゴールキックが多くなったことも理由に挙げられる。

 とはいえ、GKがチームの誰よりもタッチ数が多いというのは珍しい。この敗戦で残留が極めて難しくなったハノーファーの現状を、象徴するデータと言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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