川崎、破竹の4連勝!小林が2発、初先発の脇坂が2アシスト。仙台は今季7敗目で降格圏を抜け出せず

2019年05月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

エースが勢いに乗る2得点

PKを含む2ゴールを挙げた小林(中央)。長谷川(右)も1ゴール・1PK奪取と躍動した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ10節]川崎3-1仙台/5月3日(金)/等々力
 
 J1リーグ10節の川崎フロンターレ対ベガルタ仙台が3日、等々力陸上競技場で行なわれ、3-1で川崎が勝利した。川崎は破竹のリーグ4連勝だ。
 
 先制点が生まれたのは13分のことだった。高い位置でボールを奪った川崎は、素早く前線にボールを展開。ペナルティエリア手前で受けた脇坂泰斗がエリア内の小林悠にラストパスを送ると、小林がワントラップからコンパクトに左足を振り抜き、ゴール右に叩き込んだ。
 
 さらに川崎は37分、齋藤学のインターセプトからカウンターを発動し、最後は脇坂のクロスを、ファーサイドに詰めた長谷川竜也が押し込む。脇坂はリーグ戦初スタメンながら、2得点をアシストする活躍を見せた。

 後半になっても試合の流れは変わらない。川崎は52分、右サイドで仕掛けた長谷川が相手DFのファウルを誘ってPKを獲得すると、このPKを小林が冷静に沈めて点差を広げた。
 
 対する仙台は69分に流れるような連係で川崎守備陣を崩し、1点を返す。常田克人のロングフィードを大岩一貴がダイレクトで関口訓充に落とし、関口がドリブルで持ち運んでクロスを供給。中央の長沢駿がポストプレーで後ろへパスを出すと、猛然と走り込んだ大岩が右足で豪快に蹴り込んだ。一気に局面を変えてスピードを落とさずに崩し切った仙台の攻撃は見事で、川崎守備陣とすれば抗う術がなかった。
 
 しかし、仙台の反撃はこの1点のみ。試合は3-1で終了し、ホームの川崎が勝点3を手にした。川崎は勝点を19に伸ばし、暫定3位に浮上。一方の仙台は今季7敗目を喫し、降格圏の17位に沈んでいる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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