香川真司が絶妙のダイレクトパスでライバルの美弾をアシスト!4発快勝のベジクタシュは首位を猛追!

2019年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位バシャクシェヒルと3ポイント差に

2試合ぶりにスタメンを外れた香川。64分から途中出場し結果を残した。(C)Getty Images

 4月29日(現地時間)にトルコ・シュペルリギの第30節が行なわれ、香川真司が所属する3位のベジクタシュは、ホームでアンカラギュシュと対戦。香川は2試合ぶりに先発を外れた。

 試合はいきなり動く。8分、ギュベン・ヤルチュンのパスを受けたブラク・ユルマズが、右サイドから中に切れ込み右足を一閃。強烈な一撃がネットに突き刺さり、ベジクタシュが先制する。

 しかし、その後はアンカラギュシュに主導権を握られ、防戦一方。枠内シュートを一本も打てずに前半を終える。

 ベジクタシュに追加点が生まれたのは50分。敵からボールを奪ったドゴマイ・ヴィーダがそのまま持ち上がると、いったんボールをはたいて敵のゴール前へ。ブラクの鋭いクロスをGKが弾いたところを、このクロアチア代表DFが左足で押し込んだ。

 さらに60分、カウンターから素早くパスを回して攻め立て、アティバ・ハッチンソンが倒されてPKを獲得。これをブラクが冷静に決めて3-0とリードを広げる。

 この直後にヤルチュンに代わって、香川が途中出場し、トップ下に入る。
 
 79分にPKで1点を返されたベジクタシュは、その直後にダメ押し点を奪う。お膳立てをしたのは香川だ。81分、ポジションを争うアデム・リャイッチからバイタルエリアでボールを受けると、左足で絶妙のダイレクトパスをリャイッチへ戻す。ワンツーで抜け出す形となったセルビア代表アタッカーが、ループ気味にネットを揺らした。

 4ゴールで快勝したベジクタシュは、長友佑都を擁する2位ガラタサライと勝点59で並び(ガラタサライの消化が1試合少ない)、首位バシャクシェヒルとの差は3ポイントと急接近。4節を残し、タイトルレースは三つ巴の大混戦となっている。

 ベジクタシュは5月5日、ガラタサライとのインタンブール・ダービーに挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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