柴崎岳が先発のヘタフェは6試合ぶりの黒星。CL出場に向けて手痛い敗戦に…

2019年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

ヘタフェはなかなか攻撃の形を作れず

両サイドとボランチでプレーした柴崎。惜しいクロスもあったが……。(C)Getty Images

 現地時間4月28日に開催されたラ・リーガ35節で、柴崎岳が所属するヘタフェは、アウェーでレアル・ソシエダと対戦した。

 柴崎は4-4-2の右サイドハーフで2試合ぶりの先発を飾り、フル出場を果たした。

 チャンピオンズ・リーグ出場権(4位以内)争いをしている4位のヘタフェは、いきなりピンチを招く。4分、ルカ・サンガリの突破を止められず、GKと1対1の場面を作られるも、ここは守護神ダビド・ソリアが防ぐ。

 しかし20分、CK時の競り合いでジェネがミケル・メリーノを倒し、VAR判定の末にPKを献上。これをウィリアン・ジョゼに決められ先制を許す。

 その後もなかなか攻撃の形を作れず、枠内シュート0本で前半を終える。
 
 後半の頭からアンヘル・ロドリゲスが投入されたことで左サイドに回った柴崎は48分、左サイドからいいクロスを上げるも、惜しくも味方には合わずに、DFにクリアされる。

 すると53分、W・ジョゼのピンポイントクロスに走り込んできたオジャルサバルに決められ、R・ソシエダにあっさり追加点を許す。

 アウェーチームが決定機を作り出したのは67分。右からのクロスにハイメ・マタが左足で合わせるも、GKにセーブされる。

 そして89分、右サイドからのクロスのこぼれ球をサム・サイスが叩き込み、ようやく1点を返す。だが、反撃もここまでだった。

 ヘタフェは1-2で6試合ぶりの黒星を喫し、勝点55で並ぶセビージャとの差を広げることはできなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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