「センセーショナルだった!」ブンデス公式が香川真司を“ルール・ダービー”のベスト11に選出!

2019年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

現役で選ばれたのは3人のみ

シャルケ戦では4ゴールを挙げている香川。ダービーでの活躍でファンの心を掴んだ。(C)Getty Images

 現地時間4月27日にドルトムント対シャルケのルール・ダービー(レビア・ダービー)が開催されるのを受けて、ブンデスリーガの公式ホームページが、このダービーに出場した選手の中からベストイレブンを掲載した。

"ダービーの母"とも呼ばれ、1925年から続く伝統ある一戦を経験した幾多の名プレーヤーの中から選ばれた11人に名を連ねたのが、香川真司だ。現在は、ドルトムントからトルコのベジクタシュにレンタルされている日本代表MFは、3-1-3-3の右MFで選出された。

 ルール・ダービー初出場となった2010年9月の試合では、当時シャルケのゴールを守っていた名手マヌエル・ノイアー(現バイエルン)から2ゴール。16年4月10日の一戦では、GKの頭上を華麗に抜くループシュートを放つなど、通算10試合で4ゴールを挙げている。
 
 この「ダービー男」について、ブンデスリーガは次のように紹介している。

「2009年に日本の2部リーグでトップスコアラーに輝き、セレッソ大阪の昇格に貢献した香川は、ブンデスリーガのデビューから4試合目のレビア・ダービーでセンセーショナルなプレーを披露し、その存在を知らしめた。この活躍で瞬く間にドルトムントでの地位を確立した。

 ドイツにおける"日本のパイオニア"にとって、素晴らしいスタートだった。そして彼は、ドルトムントの最も輝かしい時代にブンデスリーガ連覇に導き、ラストゲームとなったDFBカップ決勝でバイエルンを5-2で下した後、マンチェスター・Uに移籍した。

(マンチェスター・Uに移籍するまでに)ドルトムントで49試合・21ゴールの成績を残した香川は、歴史にその名を刻んだ。そして、彼が2014年にヴェストファーレン(ドルトムントのホームスタジアムの旧名)に戻ってきた時、ファンは熱狂した」

 ちなみに、香川以外で選ばれた現役選手は、元同僚のFWピエール=エメリク・オーバメヤン(現アーセナル)とDFナウド(今冬にシャルケからモナコへ移籍)だけだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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