市船の朝岡隆蔵前監督が千葉のU-18指揮官に就任!選手権優勝経験もある高体連屈指の名将がJクラブヘ

2019年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

新天地はJクラブのアカデミー!

今年度は高校選抜の監督も務めるなど、実績は群を抜く。千葉U-18でどのような采配を振るうのか。

 4月25日、ジェフユナイテッド市原・千葉はU-18の監督に朝岡隆蔵氏が就任したと発表した。
 
 朝岡隆蔵監督は現役時代に市立船橋高校で全国高校サッカー選手権を制し、その後は日本大でプレー。卒業は指導者の道に進んで2008年から母校でコーチを務め、11年に監督に就任すると、初年度にいきなり冬の選手権を制覇した。また、13年と16年にはチームをインターハイ優勝に導いた実績がある。
 
 プロ入りした教え子たちも少なくなく、湘南の杉岡大暉、金子大毅、鳥栖の原輝綺らがJの舞台で輝きを放っている。とりわけ、杉岡は昨季ルヴァンカップでMVPを受賞。東京五輪を目指すU-22代表でも主軸として目覚ましいプレーを見せている。
 
 昨年度まで市立船橋を指揮していたなかで、Jリーグで監督を務める上で必要なS級ライセンスも取得しており、今後の動向が注目されていた。
 
 朝岡監督はクラブを通じ、次のように意気込みを語っている。
 
「"日本一のアカデミーに"というクラブの目標に貢献できるよう、全力、本気で取り組みます」
 
 かつては阿部勇樹(浦和)、佐藤寿人、佐藤勇人(ともに千葉)らを輩出した"育成の名門"も近年は県リーグに所属するなど、目に見える結果は残せていない。高体連で実績を残した朝岡監督がどのようにチームを鍛え上げていくのか、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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