バルサが新鋭&スアレス弾でリーガ連覇に王手!アラベスは乾貴士の欠場が響き…

2019年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

アラベスの守備に苦しむも…。

スアレス(左)とアレニャ(右)のゴールでバルサが完封勝利を飾る。(C)Getty Images

 現地時間4月23日に開催されたラ・リーガ34節で、首位のバルセロナが、乾貴士が所属する8位のアラベスと対戦した。

 前節のバジャドリー戦で右足首を痛めた乾は欠場。自身8度目のバルサ戦出場はならなかった。

 最初にチャンスを掴んだのはバルサ。開始6分、敵のパスミスをカットしたフィリッペ・コウチーニョのスルーパスを受けたルイス・スアレスが抜け出るも、シュートはGKフェルナンド・パチェコに防がれる。

 このウルグアイ代表FWは、30分にもウスマンヌ・デンベレのパスからシュートに持ち込むも、これもパチョコの牙城を崩せない。

 前半はバルサがボール支配率77パーセントと一方的にゲームを支配したものの、0-0で折り返す。
 
 均衡が破れたのは54分だった。セルジ・ロベルトが右サイドから中央に切れ込んでパス。これを受けた新鋭カルレス・アレニャが、得意の左足で落ち着いて先制点を挙げる。この場面では、スアレスの巧みなスルーも光った。

 さらに60分にはゴール前の混戦からハンドでPKを獲得。これをルイス・スアレスがねじ込み、追加点を奪う。

 この直後に温存していたリオネル・メッシを投入。69分にはこの背番号10が惜しいシュートを放つも、ネットは揺らせなかった。

 試合はこのまま2-0でバルサが勝利。乾抜きで攻撃の形が作れないアラベスから勝点3を挙げた。明日の試合で、2位のアトレティコ・マドリーがバレンシアに負けると、リーガ連覇が決まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
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