南野拓実が「強烈ミドル」で“90分間・数的不利”のチームを鼓舞!PKの応酬の結末は…

2019年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

3分でまさかの一発レッド

先発して85分までプレーした南野。何度か惜しいチャンスを作り出した。(C) Getty Images

 4月21日(現地時間)、南野拓実が所属する首位レッドブル・ザルツブルクは、オーストリア・リーグの第26節で、ザンクト・ペルテンのホームに乗り込んだ。

 南野は4-3-1-2のトップ下で先発出場を果たし、85分までプレーしている。

 ザルツブルクは、いきなり窮地に立たされる。開始3分、左SBのアンドレアス・ウルマーが決定機阻止で一発レッドを食らい、退場したのだ。

 数的不利に陥ったチームを鼓舞するかのように、28分に南野が強烈なミドルシュート。GKの好セーブで阻まれたものの、チャンスを作り出す。

 すると、その3分後だった。主砲ムナス・ダブールがエリア内で敵のGKにファウルを受けてPKを獲得。これをスマイル・プレリャクが落ち着いて決めて、ザルツブルクが先制する。
 
 後半は一人多いザンクト・ペルテンに押し込まれる展開となった絶対王者は、65分にアンドレ・ラマーニョがエリア内でファウルを犯し、PKを献上。これをきっちり決められ、追いつかれる。

 70分に南野の絶妙なパスで決定機を演出するも、途中出場のハネス・ヴォルフが決めきれない。

 結局、試合は1-1のドローで終了。追いつかれたとはいえ、アディショナルタイムを含めて90分を10人で戦ったことを考えれば、ザルツブルクが貴重な勝点1を積み上げたと言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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