「ミシャがけっこう怒って」今季初得点&決勝弾のチャナティップ、3連敗時の舞台裏を明かす

2019年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何よりもみんながベストを尽くしたゲーム」

今季リーグ戦初ゴールを決めたチャナティップ。2連勝に大きく貢献した。写真:滝川敏之

 チャナティップが今季リーグ戦初ゴールを決め、2連勝に大きく貢献した。

 J1リーグ8節の北海道コンサドーレ札幌対横浜F・マリノスの一戦は、立ち上がりから札幌が一気に仕掛ける。4分、中盤でボールを奪ったアンデルソン・ロペスからのスルーパスにチャナティップが反応。追いすがるDFの股を抜くシュートを決め、札幌に先制点をもたらした。


 その後も、札幌が9分に福森晃斗の直接FK、29分にはA・ロペスのヘディングシュートで得点を重ねる。前半で3点を奪った札幌が、後半もしっかりと試合をコントロールし、横浜を3対0で下した。
 
 そして試合後、ヒーローインタビューに登場したのは、今季初ゴールが決勝点となったチャナティップ。リーグ戦初ゴールについて問われたヒーローは、「良いボールを出してくれたロペスのおかげ。でも、何よりみんながベストを尽くしたゲーム。みんなのおかげで勝つことができた。ありがとう」と、自らのゴールよりも勝利を喜んだ。

 また連勝したチームについて問われたチャナティップが、「最近、3連敗をしてミシャ(ペトロヴィッチ監督の愛称)がけっこう怒っていたんです」と連敗時のチームの舞台裏を赤裸々に明かすと、これにはスタンドからドッと笑いが起きた。「だから、みんなでハードワークして2連勝できたのは嬉しい」と、笑顔で語った。

 最後にサポーターへのメッセージを請われたタイの英雄は、「応援してくれれば、嬉しいです!」と流ちょうな日本語で呼び掛け、これには通訳も「僕、いらないね」と言うほかなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb

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