「ママ、奇跡は起こせないよ」CL個人4連覇を逃したC・ロナウドの落胆ぶりを母親が…

2019年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

SNSの更新はストップ

準々決勝では2戦連続でゴールを決めたC・ロナウド。だがベスト4に進むことはできなかった。(C)Getty Images

 まさかのチャンピオンズ・リーグ(CL)敗退を喫した翌日、クリスチアーノ・ロナウドはSNSを更新せず、無言を保った。その沈黙には、どんな意味が込められているのだろうか。

 レアル・マドリーでCL3連覇という偉業を成し遂げたC・ロナウドは昨夏、ユベントスに移籍。1995-96シーズンを最後に欧州制覇から遠ざかっているイタリア王者に、23年ぶりのビッグイヤーをもたらすことが期待された。

 アトレティコ・マドリーとの決勝トーナメント1回戦では、第2レグでハットトリックを達成し、逆転でのラウンド・オブ16突破の原動力に。アヤックスとの準々決勝でも2試合ともネットを揺らし、「CL男」の名にふさわしい活躍を見せつけた。

 だがチームは、古巣マドリーを下して勢いに乗る若きアヤックスの前に散ったのだ。

 すでに5度のCL制覇を経験し、通算得点も歴代トップ。それでも勝利に貪欲なC・ロナウドにとって、個人4連覇の夢が消え、自身9年ぶりにベスト4進出を逃したことはショックだったのだろう。
 
 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、母親が「悲しんでいたわ。決勝に行きたかったのよ」と、息子の落胆した様子を明かたという。

「息子は『ママ、奇跡は起こせないよ』と言っていたわ。チャンピオンズ・リーグでは少し運がなかったけど、仕方ないわね。人生は続いていくものよ」

 圧倒的な決定力を誇る"優勝請負人"をもってしても、ユーベを悲願の欧州制覇に導くことはできなかった。その落胆ぶりは、相当のようだ……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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