【U-20日本代表】横浜FCで好調の斉藤光毅、「海外経験」や「世界大会」について聞いた選手は?

2019年04月16日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

3月の欧州遠征ではゴールも奪取。

U-20ワールドカップに向けて調子を上げている斉藤光毅は注目だ。写真:徳原隆元

 4月15日、U-20日本代表は国内合宿2日目のトレーニングを行なった。
 
 5月23日からポーランドで開催するU-20ワールドカップに向け、調整をしているU-20日本代表。現在、候補メンバーのなかで、最も調子を上げている選手のひとりに挙げられるのが横浜FCの斉藤光毅だろう。
 
 3月に行なった欧州遠征(ポーランド/スペイン)では、初戦のポーランド戦(●1-4)でゴールを奪取。日本に帰国してからも、J2・7節の愛媛戦(〇2-1)でプロ初得点を決めた。以降はリーグ2試合連続でスタメン出場も続けている。
 
 斉藤は「自分的にはコンディションもすごく良い」とここ最近の好調ぶりに胸を張る。さらに、チームとしては「ポーランドでやられたので、みんなで課題を共有して、そこに取り組んでいます」と国内合宿の手応えを述べた。
 
 ちなみに、3月の欧州遠征に行く前には、横浜FCでチームメイトの松井大輔にポーランド事情を聞いたという。松井は横浜FCへの加入前にポーランド2部のオドラ・オポーレに所属していたため、同国には詳しい。
 
「大輔さんは特に海外の経験が長いので、海外の話はよく聞きますね。ポーランドに行く話をしたら、ポーランドがどういうところとかも話してくれました」
 
 また、2010年の南アフリカ・ワールドカップも経験している松井からは、世界大会の雰囲気などについても聞いているそうだ。斉藤は17年にU-17ワールドカップのメンバーに選ばれていたが、鎖骨を怪我した影響で辞退。そのため、U-20ワールドカップに選ばれれば、初の世界挑戦となる。
 
「(U-17ワールドカップは)悔しい想いをしているので、今回こそは結果を残したい気持ちがあります」

 2年前の悔しさを糧に、目前に迫るU-20ワールドカップに向けて調子を上げている斉藤。まずはメンバー入りを果たし、怪我なく本大会に臨むことが先決だが、才能溢れるアタッカーには期待が高まるばかりだ。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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