2-2で迎えた70分にアクロバティックな一撃を突き刺す!
強烈な一撃を見舞った渡。自身の2点目も同じくボレーで決めるなど、身体能力の高さを存分に発揮した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
今節の最高評価は広島が誇る日本人ストライカーの鮮烈なボレー弾だ。
4月15日、DAZNが今節の「DAZN週間スーパーゴール」を発表した。
先週末に生まれた22のゴールからピックアップされたのは6つの鮮烈弾だ。
古橋亨梧(神戸)がアンドレス・イニエスタのクイックリスタートから決めたゴール、マルコス・ジュニオール(横浜)が三好康児、仲川輝人との連携から奪った美弾。レオ・シルバ(鹿島)がねじ込んだ低弾道のミドルシュート、レアンドロ・ペレイラ(松本)が決めたJ初得点も名を連ねている。
そして、今回の"週間スーパーゴールで"主役となったのは渡大生だ。神戸戦で躍動したFWはふたつの得点でノミネートされており、そのいずれもが強烈なインパクトを残すショットだった。
4月15日、DAZNが今節の「DAZN週間スーパーゴール」を発表した。
先週末に生まれた22のゴールからピックアップされたのは6つの鮮烈弾だ。
古橋亨梧(神戸)がアンドレス・イニエスタのクイックリスタートから決めたゴール、マルコス・ジュニオール(横浜)が三好康児、仲川輝人との連携から奪った美弾。レオ・シルバ(鹿島)がねじ込んだ低弾道のミドルシュート、レアンドロ・ペレイラ(松本)が決めたJ初得点も名を連ねている。
そして、今回の"週間スーパーゴールで"主役となったのは渡大生だ。神戸戦で躍動したFWはふたつの得点でノミネートされており、そのいずれもが強烈なインパクトを残すショットだった。
とりわけ、今節の最高評価を受けた1点目のゴールはまさにゴラッソ。2-2で迎えた70分、エミル・サロモンソンの右クロスに反応すると、自身が予測していたよりもボールが後ろに入る。だが、ここから軽やかなバックステップでポジションを瞬時に修正すると、ジャンピングボレーを選択。右足で見舞ったショットは見事にネットへ突き刺さり、チームに貴重な勝ち越し点をもたらしたのだ。
73分にも野津田岳人の左クロスから同じような形からボレーでゴール。こちらも今節の"GOAL OF THE WEEK"に選出されており、どちらも甲乙がつけ難い難易度の高い一撃だった。
渡は2012年に広島皆実高から北九州に加入し、2016年からは徳島でプレー。すると、2017年にJ2で23得点を挙げてブレイクし、翌年から地元の広島に加わった。昨季は17試合で1得点しか挙げられなかったものの、今季はACLグループステージの3節までに2ゴールを奪取。リーグ戦では得点を奪えていなかったが、この神戸戦でドッピエッタを決めて存在感を示した。
アクロバティックなシュートなど、豊富なフィニッシュパターンがウリの点取り屋から益々目が離せなくなりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部