「絶妙ループ」の南野拓実が勝ち越しゴールの起点に!ザルツブルクの逆転勝利に大きく貢献

2019年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

立ち上がりに惜しいチャンスを逃したが…。

チームの2点目に絡むなど、南野の動きの良さはこの試合でも際立っていた。(C) Getty Images

 4月14日(現地時間)、南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルク(1位)は、オーストリア・リーグの第25節で、シュトゥルム・グラーツ(3位)をホームに迎え、3-1の逆転勝ちを収めた。

 好調の南野は4-3-1-2のトップ下で先発出場を果たし、84分までプレーしている。

 その南野にいきなりビッグチャンスが訪れたのは11分。敵DFラインの裏に抜け出してボールを受けると、飛び出してきたGKを嘲笑うかのように絶妙のループシュートを放つも、これはゴール左に惜しくも外れる。

 その後はS・グラーツの堅い守備に苦しみ、なかなかチャンスを作れないホームチーム。たまらず34分にアンドレ・ラマーリョがロングシュートを繰り出すも、GKにキャッチされる。

 迎えた40分だった。不用意なボールロストからボールを繋がれ、ミヒャエル・ヨーン・リマに先制ゴールを許してしまう。
 
 後半立ち上がりから猛攻を仕掛けるザルツブルクは53分、MFドミニク・ショボスライのピンポイントパスにフレドリク・グルブランドセンがワンタッチで合わせ、同点に追いつく。

 この同点弾を決めたノルウェー代表FWは、61分に際どいミドルを放つも、GKにセーブされる。その2分後に主砲ムナス・ダブールがドリブルからコースを狙ったシュートとともに、惜しいチャンスだった。

 その後もゲームを支配したザルツブルクがついに勝ち越したのは、67分だった。南野が起点となったパスワークからダブールが右足を振り抜き、ゴールをこじ開ける。

 その4分後にも、ショボスライがエリア内にドリブルで進入し、左足でネットを揺らし、リードを広げる。

 試合はこのまま3-1で終了。南野の活躍もあり、ザルツブルクが4連勝を飾った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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