オランダ、ノースダービーの日本人対決はドロー! 小林祐希と堂安律は、ともに途中交代

2019年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

小林は79分、堂安は52分までプレー。

リーグ戦では18年11月ぶりにピッチ上で再会した堂安と小林。試合は1-1で引き分けている。 (C)Getty Images

 オランダ・エールディビジの第30節が行なわれ、ヘーレンフェーンとフローニンヘンが対戦。オランダの北部に位置するホームタンを持つ両チーム同士ということで、ノースダービーとして国内でも盛り上がりをみせたこの試合は、1-1でドローに終わっている。

 ともに森保ジャパン3月シリーズに選出された小林祐希、堂安律がそれぞれ先発し、日本人対決が実現。フローニンヘンの板倉滉はベンチ入りしたが、出場しなかった。

 堂安は4-4-2の右サイドハーフ、小林は4-3-3のトップ左に位置どって試合開始を迎えた。

 2018年11月11日に行なわれた第12節では2-0でフローニンヘンが勝利している。だが、ホームのヘーレンフェーンは気合の入った立ち上がりでフローニンヘンを押し込む展開が続いた。

 高いラインを保ってコンパクトに攻め続けたホームチームは、38分、FWベッレ・ファン・アメルスフォールトがルカス・ウーデンベルクが右サイドから送ったクロスに、ニアで頭で合わせ、先制する。

 ホームチームが1点のリードで前半を折り返すが、後半はフローニンヘンが主導権を握る。

 そんななか、52分に堂安はポール・グラドンと交代でピッチを後にする。きっちり"堂安対策"されたこの日は、ボールタッチも少なく、好機にもあまり絡めずに悔しい交代となった。

 攻め続けたフローニンヘンは61分、右サイドからのクロスに、走り込んだグラドンが足で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 また、79分に小林もピッチを去る。得点にこそ絡まなかったが気合の入ったプレーを披露し、交代の際はホームのサポーターからは拍手を送られた。

 両チームはその後も激しく攻守でぶつかり合うものの、最後までお互いにあと1点を奪うことが出来ず、試合は1-1で終了している。

 結果、フローニンヘンはひとつ順位を下げ、暫定9位となっている。ヘーレンフェーンは10位を維持している。

 次節、ヘーレンフェーンは現地19日にアウェーでヘラクレスと、フローニンヘンは20日にホームでアヤックスと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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