注目の「アジア人対決」で乾貴士は無念の途中交代…一方の中国代表FWは?

2019年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

乾は立て続けにシュートを放つも…。

3試合連続の先発出場を果たした乾。なかなかいい形でボールを受けられず。(C) Getty Images

 4月13日に開催されたラ・リーガ32節で、乾貴士が所属するアラベスは、敵地でエスパニョールとの一戦に臨んだ。

 乾は、いつも通り4-4-2の右サイドハーフで先発。「アジア人対決」として注目されたエスパニョールの中国代表FWウー・レイも2トップの一角でスタメンに名を連ねた。

 立ち上がりからペースを握ったのはエスパニョール。19分には、オスカル・メレンドのスルーパスを受けた左SBアドリア・ペドロサがビクトル・ラグアルディアの競り勝ち、右足で先制点を挙げる。

 リードを奪われたアラベスは、25分に右サイドからドリブルで切れ込んだ乾が左足で狙うも、その2分後に右足で放ったシュートとともにDFにブロックされる。

 前半のアラベスのチャンスは、CKのこぼれ球にマヌ・ガルシアがヘッドで押し込もうとした38分のシーンぐらいだった。
 
 後半、アラベスはいきなり出端を挫かれる。47分に、DFラインの裏に抜け出た敵FWのボルハ・イグレシアスがウー・レイに送り込んだボールを防ごうとしたラグアルディアがオウンゴール。リードを広げられてしまう。

 ようやく決定機を作り出したのは56分。ホニのクロスからFWホナタン・カレリがネットを揺らし、1点を返す。

 だが、反撃もここまで。終盤のパワープレーも実らず1-2で敗れたアラベスは、これで4試合勝ちなしとなった。

 65分過ぎから左サイドに回った乾は、後半はほとんど見せ場を作れず、79分に交代。同じくウー・レイもインパクトを残せず、64分にベンチへ下がっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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