【J1展望】磐田×清水|“平成最後の静岡ダービー”は激戦必至!「その時のチーム状態は関係ない」と名波監督は警戒

2019年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

磐田――守備はここまで1試合平均1失点以下と悪くない

故障者/磐田=川又、大井 清水=なし
出場停止/磐田= 清水=なし

J1リーグ7節
ジュビロ磐田 清水エスパルス
4月14日(日)/15:00/エコパスタジアム
 
ジュビロ磐田
今季成績(6節終了時点):14位 勝点6 1勝3分2敗 5得点・5失点
 
【最新チーム事情】
●前節の湘南戦は2得点完封で待望のリーグ戦今季初勝利を挙げた。
●メンバー全員を入れ換えアンカーを置く3-5-2で挑んだ10日のルヴァン杯・松本戦も3-1で勝利。グループ首位に。
●同試合で中山が初先発し2ゴールを挙げる活躍。2トップを組んだ中野も1得点。
●11日、森谷に第一子(女の子)が誕生
【担当記者の視点】
「今日の練習の質は高かった。(自分は)何も言うことがなかった」と、ルヴァン杯・アウェー松本戦で勝利をもぎとった翌日の練習後に名波監督。リーグ戦で先発を続ける松本は、同試合について「みんな戦っていたし自分たちも負けられない」とカップ戦メンバーの活躍に大いに刺激を受けたようだ。公式戦連勝、競争の激化により、チームの雰囲気も調子も上向きだ。

 弾みをつけて臨むライバルとの大事な戦い。さらに勢いづくことができる勝利に期待がかかるが、「順位も、その時のチームの状態も関係ないのがダービー。去年の1-5の敗戦の思いのほうが強い」と、名波監督は気を引き締め、雪辱を期す。

 前節・湘南戦は中盤でのパスワークが進化。川崎での同僚・森谷がボランチに入ったことで攻撃の組み立て役も自負する大久保がさらにフィット。松本と大久保のホットラインも目立つ。サイドがフレキシブルに絡む攻撃も形が見えつつあり、2戦連続で先制点を奪うことができている。守備はここまで1試合平均1失点以下と悪くない。清水の力のある攻撃を抑えながら、先制点を奪えるかどうかが、鍵を握りそうだ。

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