【ルヴァン杯】磐田にラッキーボーイ現る?中山仁斗が移籍後初ゴールで首位キープに貢献!|Dグループ

2019年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

2ゴールを挙げ、松本撃破の立役者に

今季、山形から完全移籍加入した中山が、フル出場で2ゴール。勝利の立役者になった。写真:徳原隆元

 ルヴァンカップは10日、グループリーグ3節の8試合を各地で開催。Dグループでは、松本山雅FC対ジュビロ磐田、清水エスパルス対ガンバ大阪の2試合が行なわれた。
 
 アウェーのサンプロ・アルウィンに乗り込んだ磐田は、前半の22分に中山仁斗が幸先よく先制点を奪うと、1-0で迎えた後半開始早々の47分に中野誠也が追加点。その後、松本の反撃を受け、59分に杉本太郎に1点を返されたが、アディショナルタイムの90+2分に再び中山が決め、3-1で勝点3を獲得した。

 今季、モンテディオ山形から完全移籍で加入した中山は、この試合が今季公式戦初の先発出場だったが、緊張を感じさせない切れ味抜群のプレーで、移籍後初得点を含む2ゴールを決めて見せた。名波監督へのアピールは十分で、今後リーグ戦での出場機会も巡ってきそうだ。

 清水とG大阪の対戦は、1-1で勝点1を分け合った。G大阪はCKに合わせた三浦弦太のヘッドで先制するも、17分に倉田秋が自陣ゴール前でハンドを取られて一発退場。なおかつPKを献上し、これを清水の北川航也に決められ、スコアをタイに戻される。しかし、そこからMF今野泰幸を中心に数的不利を感じさせないアグレッシブなプレーを見せ、追加点を与えずに試合を終わらせた。
 
 この結果、Dグループは勝点6の磐田が1位をキープ。2位は勝点4の清水とG大阪が並び、勝点3の松本が最下位となった。次節は24日に行なわれ、磐田はアウェーでG大阪と、清水はホームで松本と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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